【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】モジュール1「ワークショップをデザインする」対面授業2日目が5月27日(土)に行われました。
冒頭、Day1の振り返りを行いました。ワークショップは「参加」「体験」「相互作用」からなっていて、皆さん、Day1では積極的にこの3つを実践してくださって「相互作用」を実感していただけたのではないかと思います。
今日の対面授業のスタートはチェックインから
自己紹介を兼ねて、お名前、ちょっとした秘密、今日の期待を皆さん全員と共有しました。ちょっとした秘密を共有することで、思い込みを外したり、意外な一面に気づける効果があります。みなさんのトーク力炸裂で、大盛り上がりでした。
続けて、本日授業の本番に入ります。
●宿題の確認&セッション①何を決める?チラシの改善
前回の宿題であったチラシをもとに、ここがわかりにくい、こんな記述だったら参加したくなるのに…などダメ出し(改善)をしていきます。文字が小さい、情報量が多すぎるといった視覚面からの改善だけではなく、「ダイバーシティ研修なのになぜ男性限定なの?」といったそもそもの目的やターゲットにも指摘が及び、一人でチェックしていたら気づかなかったようなことがたくさん抽出できました。
●セッション② 目的を探る
セッション2では、実際にワークショップを企画する際に留意するポイント、押さえておくべき項目について個人で考え、チーム&全体で共有していきました。
●セッション③ ワークショップを作る
午後からは3人一組になってワークショップを作ります。
各自の「できること」「興味のあること」を組み合わせて、ワークショップを作ります。
一度作ったワークショップのアイデアは、他者の視点を取り入れることでさらに深まります。今回も「練り直し」を行いました。お隣のチームと相互フィードバック、アドバイスをもらい、さらに磨いていきます。
イノベーションは既存の知と既存の知の組み合わせ、とも言われていますが、たった3人のできること、興味のあることを組み合わせることでワークショップが出来上がりました。これには皆さんもびっくり、そして感動していました。
※カメラマンはワークショップ作りに参加した為、写真はゴメンナサイ。
●多様性と合意形成
ここでは、言葉を使わずに背中に貼られたシール(赤、青、緑、黄)を手がかりにグループ分けをする、というワークを行いました。自分が貼られたシールは自分では見えない、つまり、ほかの人に教えてもらわないとグループが作れない…教え合い、助け合う互恵を体感いただきました。
2回目はちょっとだけ複雑に、簡単にはグループ分けができないシールが背中に貼られます。簡単には合意形成できないときにどうするのか?を少しだけ体感していただきました。
●まとめと振り返り
この2日間の流れをおさらいし、じっくりとふりかえりを行いました。
ワークショップやセミナーでは発散することが多いため、消化しきれないことも多々あります。今回は意識的にひとりでじっくりと振り返る時間を取りました。20分くらいかな?場所を変えても、教室の外に出てもOK、疲れていたら寝てもOK、とにかくひとりで静かにじっくりと2日間のことを振り返っていただきました。
最後に、おひとりずつ今のお気持ち、2日間の学びを交換しあってチェックアウト。
2日間の講座が終了しました。
記念写真
ワークショップ基礎について、本日で終了になります。
吉次先生、この2日間、ありがとうございました。
※授業を「可視化」に!!
該当講座の講師岸先生より、今日の授業の内容を「可視化」に、まとめて頂きました。
次の対面授業は2週間後の6月10日にて、ファシリテーション実践について学んでいきます。
<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp
092-692-3198