7月2日(土)、イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム モジュール1「リーダーシップを発揮する」対面授業Day5、最後の対面授業が行われました。
5日間に渡るモジュール1の最終日は、40分間のワークショップを実際に運営します。
前回の授業から2週間、オンライン上での議論を重ねて仕上げたプログラムデザインにそって、ファシリテーター、グラフィッカー、タイムキーパーなどの役割を分担して実践します。
これまでの準備はオンライン上で「文字」のやりとりだけで行ってきました。演習までの1時間は、最後の調整、最終確認のための準備を行います。
今日の会議のアジェンダ(会議の目的やスケジュールを記載したもの)を作成したり、進行の最終確認、ランスルーを行うチームも。限られた時間の中で集中して進めていきます。
「九州において、今後さらに女性活躍を推進していくためには?」という壮大なテーマを40分のワークショップに作り上げ、実際に7名の参加者を迎えて実施します。
ファシリテーションを担当するチームは、それぞれこの40分間の会議のテーマ、目標を設定します。
6チームの会議のテーマは下記の通り。職場でも話し合いたいテーマ、内容がずらりと並びました。
「女性ならではの視点とアイデアで楽しみながら社会に貢献していく」
「男性も女性も互いを活かしあう職場づくりについて考える」
「学びのきっかけと目的を聴くことで学びの効果を共有し、学びの意欲を高める」
「我が社の女性がいきいきと自分らしく働きながら、能力を高め、会社に貢献する」
「2020年までに男性の育休取得率を7%にする」
「企業?組織における女性の意識向上の取り組み内容を決定する」
を会議の目的に設定し、プログラムを作り上げました。
アイスブレイクにも趣向を凝らし、和やかな雰囲気で演習はスタート。
付箋紙をつかってアイデアを書き留めたり、分類したり、投票したり…それぞれのチームが工夫しながら議事を進行していきました。
この演習では、自分たちがファシリテーションを行っているとき以外は、「参加者」「観察者」として参加します。
それぞれの立場からのふりかえり、フィードバックもまた貴重な学びの機会となります。
事前準備どおりに進んだチーム、まとめに至らなかったチームなどさまざまありましたが、クラスメイトからの模造紙いっぱいに貼られた「Good」と「Motto(改善点)」、フィードバックの数々はこれからの実践に向けての、大きな糧となったことと思います。
「答えは場にある。ファシリテーターは頑張りすぎず、場と信頼関係を作っていくことが大事。
そのために自分自身を知り、それぞれのリーダーシップを発揮していくことが重要。」
今回の演習を通じて、またモジュール1を通して、平山先生が教えてきたことです。
今後はそれぞれの職場や組織で、モジュール1で学んだファシリテーションの知識、スキルを実践していくことになります。今日がファシリテーター型リーダーとしての第一歩です。
(2期生と会議演習にご協力いただいた1期生、平山先生、熊野先生との集合写真)
みなさん、本当におつかれさまでした!
モジュール2もこの勢いで進んでいきましょう!
<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp