福岡女子大学 社会人学び直し大学院プログラム「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」で実際に学ぶ受講生の方から、講座に通うきっかけや、講座で得たものなどをお聞きしました。
イノベーションって特別な人にしか起こせないと思っていました
第二回:松永希さん
(実際の講座の様子右から3番目 プレゼンテーションをしているのが松永さん)
去年の春、東京から九州に転居してきた松永さん。初めての土地で暮らすことになり、女性リーダー育成プログラムに通った1年間の思い出をお聞きしました。
大学卒業後、金融機関で、中小企業向けの法人営業、海外業務関連の施策立案などに関わってきた松永さんは、ご家族が九州で仕事に就くことになったことから、昨年の春に九州、佐賀市にやってきました。
静岡出身の松永さんにとって、九州は帰省でしか訪れたことがない場所。同じ日本とは言え、本州から出ることも初めてで、知り合いも少なく最初は不安だらけだったそうです。とはいえ、家族の転勤で地方に引っ越した友人や国際結婚をした友人たちが、それぞれの場所で生き生きと生活している姿を見て、私も頑張ろうと思ったそうです。
九州に住むことが決まった頃、日本経済新聞で1つの記事を読みました。毎週土曜日に掲載される女性面に「組織で新規ビジネスを担える人材を育成する」講座として、このプログラムが紹介されていたのです。当時、松永さんは育児休業中で、働き方や仕事への取り組み方などご自分のキャリアやワークライフバランスについて考えることも多かったそうです。当時勤めていた会社の退職、九州への転居に伴い、何か新しいことを始めたいという思いもあり、プログラムの受講を決められました。
(実際の講座の様子 左から2番目 プレゼンテーションをしているのが松永さん)
授業が始まると、想像以上にクラスメイトが魅力的で、個人事業主として働いている方、家事や育児の傍らで様々な活動に参加されている方など、バラエティに富むキャリアを持つクラスメイトとの学びが刺激的だったとおっしゃる松永さん。
講座を受講するまでは、「創造性」も「リーダーシップ」も一部の人が生まれながらに持つ才能だと考えていたそうですが、講座を通じてそうではないことに気づかされました。自らの行動や習慣などの変化を可視化することで生まれる「イノベーション」、ファシリテーションでは「傾聴」を大事にするなど、日々の自分の行動パターンを少しずつ見直していけば道が開けるだろうことを実感なさったそうです。
(実際の授業での様子)
約1年間に及ぶ学び直しプログラムを修了して、これからどんな活動をしていきたいか?とお聞きしたところ、こんなお答えをいただきました。
「九州に行くと決まった時、九州に馴染みのない友人からは「食べ物がおいしくていいところよね」くらいしか話題に上がりませんでした。
しかし実際に九州で生活していると、食べ物はもちろん、歴史や風景、文化など多くの魅力を発見しました。この講座で出会った受講生、先生、リサーチ等でお世話になった方は本当に魅力的でいきいきと九州で暮らしています。
そんな九州の魅力を国内外に発信していけたらいいなと思っています。」
(成果発表会での様子 左から2番目が松永さん)
不安も多い新しい環境での生活の中で、学び直しプログラムを通じて、たくさんの魅力的な人に出会ったことで、ご自分のこれからやりたいことを見つけられた松永さん。
学んだことを生かし、これから先、松永さんらしく活躍されることを期待しています!
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来年度の講座の出願受付は2月29日(月)から始まります。
講座の詳しい内容などは「プログラム概要」をご覧ください。
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