福岡女子大学 社会人学び直し女性リーダー育成プログラム モジュール2『リーダーシップを発揮する」の対面授業が終了しました。
最終日である9/12(土)は、実際に自分たちが企画したワークショップ(会議)を運営する実習を行いました。
前回の授業から2週間、それぞれのチームに分かれて、オンライン上で(なかには実際にオフラインでミーティングをしたチームもありました)ワークショップの準備を重ねてきました。
会議のテーマは
『九州において、今後さらに女性活躍を推進していくために、私たちが今考えてみたいこと』
という壮大なもの。
このテーマに基づき40分の会議を企画します。
たった40分でどこまでの議論ができるのだろう?結論は?そもそもこの会議で何を話し合う??? 会議の目的、目標について議論を重ね、40分の会議の組み立てを行います。
会議実習では、2会場に分かれ、「実際に運営する」「参加者となって発言する」「観察し、フィードバックする」をそれぞれ1回ずつ体験します。
(観察者となって会議の進行を見守ります。終わった後は”愛ある”フィードバックを行います。)
今回の会議実習には受講生だけではなく、モジュール1のリサーチの際にご協力いただいたUR都市機構の皆さんや、講座を見学にいらした方などにもご参加いただき、はじめての人が集う場での関係性の構築、ファシリテーションを体験しました。
想定していた以上に参加者の発言が多く、用意していたプラン通りに進まなかったといったこともありましたが、実際に運営してみて、参加者の感想や、周りで観察していた人からのフィードバックは次の機会に必ず役立つものになると思います。
モジュール2は実習中心の講座となっており、毎回、実習のたびに、今の実習をやってみてどう思ったか、どこが難しかったか?どこがうまくいって、どこがうまくいかなかたのか?を振り返ってきました。
今回の会議実習も同様に、実習が終わるたびに振り返りを行います。
問いの設定の大切さはもとより、テンプレートやツールに縛られるすぎると参加者は誘導されている感覚になってしまうのではないか?ファシリテーターががんばりすぎると参加者どうしの対話が生まれにくくなってしまうかも?限られた時間の中でどう合意形成を促すのか???などなどたくさんの気付きと学びが生まれた場でもありました。
モジュール1、2で学んだことをもとに、いよいよ10月からはモジュール3がスタートします。モジュール3では受講生各自の課題解決に向けたプランを策定していきます。
みなさん、おつかれさまでした!