7/25(土)学び直しプログラム モジュール2「リーサーシップを発揮する」の2回目の授業が行われました。
モジュール2では、他者を巻き込み、実現に向かっての推進力となるファシリテーションについて学びます。
前回の授業後の課題であった「モニター会議の動画を見て、会議の様子をグラフィックにまとめる」演習の振り返りからスタート。
ファシリテーターはどこまで議論に介在すべきなのか?グラフィッカーは記録に徹したほうがいいのか?「まとめる」とは一体どういうことなのか?など、実際に演習に取り組んだ感想や疑問を交えて、意見交換を行いました。
講師の平山先生からは
「ファシリテーターは会議を動かすだけではなく、チームを動かしてまとめていく役割」
「会議のときに、ホワイトボードに議論の内容を書き出していけるようになってほしい。そうすることで下を向きがちな参加者の視線がホワイトボードに集まるし、整理された板書を振り返ることで同意を得やすくなるし、場も活性化する。ぜひそういったリーダーになってほしい」
とメッセージ。
この日の授業は「チームビルディング」と「プログラムデザイン」がテーマです。
まずは、チームビルディングを体感するべく、「マシュマロチャレンジ」にチャレンジします
マシュマロチャレンジとは、マシュマロ、パスタ20本、紐90センチ、テープ90センチを使って、18分間でどれだけ高いマシュマロの塔を作るか?をチームで行うワークです。
設計図から作成するチーム、とにかくやってみるチーム、役割分担をするチーム???同じ材料と時間でもアプローチはさまざまです。楽しいアクティビティを通じ、チームで協働するための気づきがたくさん得られました。
※マシュマロチャレンジについては、下記を参照ください。
http://www.ted.com/talks/tom_wujec_build_a_tower?language=ja
午後からは、話し合いの場をどのように作り、どんなプロセスで進めていくかといった「プログラムデザイン」の演習を行います。
役になりきってのロールプレイの後は、プログラムデザインの重要性や合意形成のプロセスについての講義が続きます。
本日の授業のラストは、ケースに基づいて会議のプログラムデザイン作成の演習です。
個人個人で作成したプログラムデザインを持ち寄り、チームで1つのプログラムデザインを作り上げます。
会議の「目標」をどこに設定するのかによって、事前準備や当日の進行などのプログラムデザインも変わっていきます。ゴール設定をどこにするのか?短い時間にも関わらず、真剣に議論し、合意形成を図ろうとするこの時間もまた「学び」です。
授業の最後にはたっぷりと宿題も出され、このあと次回の授業までの約3週間、今度はオンライン上で意見交換を行います。この講座では、チームごとにオンライン上で宿題についての意見交換、フィードバックを行っています。他者からの視点、指摘もまた重要な学びの要素なのです。
次回は8月29日(土)、問題解決やミーティング?会議の手法について学びます。
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