6月6日(土) 学び直しプログラムの2回目の対面授業が行われました。
モジュール1「創造性を磨く」ではデザイン思考のプロセスを実習を通して学んでいきます。前回の授業から約3週間、受講生たちはそれぞれのチームで、フィールドリサーチ(インタビュー)を行いました。
団地の管理人、不動産会社、外国人居住者、市民ランナー、小学校の先生、団地にお住まいの方など、対象は幅広く、どのチームも興味深いインタビューを行ってきました。
午前中は各チームからのリサーチ結果の共有です。
対象者のプロフィール、当初の想定(リサーチクエスチョン)、当初の想定を裏切るリサーチ対象者の発言や行動、リサーチを通じて得られた新しい視点などを紹介します。
発表に向けて早く集まるチームや、役割分担をしっかり行うなど、どのチームも「全員参加」で非常に興味深く、質の高い発表でした。
聞く側も真剣です。
発表を聞きながら、気づいたことをどんどんメモしていきます。
1チームの発表でこんなにたくさんの付箋が!
午後からは、他チームの発表、自チームのリサーチを振り返って気づいたことを分類していくワークです。
固定概念が覆されたことや新しい発見は何かなどをポイントに
?意味や対象が近いものを集める
?集めたものに名前を付ける
?分類ごとに関係性を書きだす(矢印などでつなぐ)
グループで話し合いながら、付箋を移動させたり、追加したり、削除したり???を繰り返します。
こんなにたくさんの付箋で埋め尽くされたチームもありました。
その後、いったん整理した分類を、二軸に置き換えて分類します。
そして、2軸で分類した象限のうち、どこに照準を当てて、アイデアを出していくのかを考えます。
アイデアを出していくのは、各自の宿題です。
次回の授業までに、ひとり5つのアイデアを出すことが宿題に出されました。
よりリアリティのあるアイデアにするためには、誰のためのアイデアか、顔の見えるものにしていくとよい、というアドバイスもあり、早速、「こんなアイデアはどうか?」と話し合う姿も???。
次回は2週間後、各自で作ったアイデアを持ち寄って、持続可能なプランに具体化していくセッションに入ります。
授業の様子はウェブサイト上で随時お知らせしていきます。
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福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
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