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2019.05.20授業報告

モジュール1 「リーダーシップを発揮する~コミュニケーションの実践」始まりました

5月18日(土)、イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム モジュール1「ワークショップデザイン基礎」初回の対面授業がスタートしました。
2週に渡って、対話や場の持つ力、チームで取り組むことを実感しながら「ワークショップデザイン」について学んでいきます。

1週目は「ワークショップの基礎」を学んでいきます。
ワークショップの3大特徴は「参加」「体験」「相互作用」、この3つをワークショップデザインの2日間で学んでいきます。

まず初めに、自己紹介に適した教室のレイアウト変更をおこない、チームに分かれて自己紹介をおこないました。名前や趣味などの情報交換だけではなく「リフレクションカード」を使用することで、仲間、自分の新たな一面の発見につなげていきます。

スクール形式からレイアウト変更

自己紹介                 リフレクションカード

その後、チーム再編成。「スリーテン」をおこないます。人類滅亡の危機に様々な年齢、職業の男女10人(弁護士、女優、牧師など)からシェルターに入れない3人を選択します。限られた情報の中で3人を選ぶとき、そこには、選択する人、チームの価値観が現れてきます。各チームごとに選んだ3人の理由を発表。各チームがもつ職業のイメージなど、様々な価値観、気づきにふれ、驚きと発見の連続です。異なる意見を楽しんでいきます。


そして本題の「ワークショップとはなにか」付箋に思いつく限りを記載、他者と共有、先生からの講義を受け、理解を深めていきます。


お昼休憩、二人一組で「白菜塩漬け体操」後、午後からの講義の開始です。
まず初めに「場づくり」に対するイメージを共有し、合意形成をはかる適切な距離感、レイアウトを学んでいきます。「カタルタ」というツールを使用することで、別の角度からの自分の考えに気づかされます。

白菜塩漬け体操              カタルタ使用

次に「デザイン」に関するワーク。
「デザイン」から思いつく言葉をできる限りあげていきます。その後、共感したワードのチームに分かれ、1行のキャッチコピーを作成します。
チーム、キャッチコピーは以下の通りです。
?目標に向けた設計図(キャリアデザインチーム)
?共通言語(グランドデザイン?ユニバーサルデザイン)
?ファーストインパクト(グラフィック、インテリア、広告、のぼり)
?のぞましい姿をつくっていくためのパズル(環境、空間デザイン)


最後のグループワークは「問いを練り直す」
この「プログラムで学びたいこと」を自分で設定、チームのメンバーから愛のあるフィードバック、異なる意見を受け再度目標を立て直します。愛あるあたたかいコメントは、受け入れやすく、「問い」「目標」もより明確に、洗練されたものになっていきます。

最後に、今日1日のワークを振り返って、今の気持ちを漢字一文字で表して皆さんと共有。

様々な言葉の説明は、辞書、ネットで検索することで、確認することができます。しかし、本当の理解とは、自分で考え、相手と対話を繰り返し、自分の言葉にしていくことであると気づかされます。理解を深めるために、安心して自分の考えを発言し、他者と共有できる学びの場です。