3/7(土)福岡女子大学の新しくなった図書館棟1階カフェNanの木で、社会人学び直しプログラムの講座説明会を兼ねたミニワークショップ(ゲストトークあり)を開催しました。
トークゲストは、鷲尾依子さん。佐賀県基山町でパン教室を主宰する傍ら、キャンドルナイトinきやまなどの町づくり事業にも携わっていらっしゃいます。
鷲尾さんは、なんと佐賀県から東京まで、ワークショップデザインを学びに通われた経験をお持ちです。
鷲尾さんは、神戸ご出身で、商事会社で”バリバリ”と働いていらしたそうです。当時は、「結婚したら退職があたりまえ」な時代から「結婚後も仕事を続けてもよい」という風潮が徐々に生まれた過渡期であったとか。忙しく仕事をされていた鷲尾さんですが、結婚後、パートナーの転勤で大分へ転居、専業主婦生活が始まります。
最初は、仕事をしていたころとの時間のギャップを感じていたそうですが、お子さんが生まれ、野の花の名前や鳥の名前を覚えたり、のんびりと散歩する生活は豊かだと感じられるようになりました。
それまでも絵画や料理など興味?関心のあることを学んでいた鷲尾さんは、「おいしいパンが食べたいね」というパートナーの一言で、パン作りの道に。
パン教室を主宰するようになると、きちんと伝えたい、パンのおいしさだけでなく、おいしく食べてもらうための空間、テーブルセッティングを学びたい、と興味の幅が広がって行ったそうです。
ワークショップデザイナーの勉強もその興味?関心から生まれました。
食卓を囲むことはコミュニケーションだ、と感じ、いつか勉強したいと思っていたときに一枚のチラシに出会い、受講を決めます。迷ったら進む、行くなら今しかない、と背中を押され、佐賀から東京まで4ヶ月間通われたそうです。
休憩を挟んで、後半はグラフィックレコーディングのミニワークショップを行いました。
グラフィックレコーディングは、新しい議事録の形で、今まで文字が主流だったものにイラストや図を多用し、視覚で共有できる特徴があります。
鷲尾さんのトークを記録したサンプルを見ながら、参加者の皆さんも実際に体験してみました。
今回のワークショップでは、主に「記録」することをメインとしたグラフィックレコーディングをご紹介しましたが、実際の講座では、会議を可視化するビジュアルミーティングや、ファシリテーショングラフィックの演習なども行う予定です。
ご参加いただいた皆さんからは
「女性、リーダー、キャリアに限らないお話を聞くことができてよかったです」
「自分の生活から興味がわいたところにチャレンジしてく姿勢にとても共感しました。1つのことを学ぶことで、出会いがあり、次につながっていくことができると思いました。」
「もともと絵を描くことが好きでしたが、話を聞きながらまとめるのは難しかった。楽しくできたので日頃に生かしていきたいです。」
と、これからに生かせそう! やりたい時が学び時!と背中を押されたという声をたくさん頂戴しました。
イベントの最後にはプログラムの説明を行い、会の終了後には個別に相談、質問にもお答えさせていただきました。
説明会兼トークイベントは3/10(火)19:00~ にも開催いたします。
(詳細は /manabi/topics/detail/i/7/ をご覧くださいませ。)
本プログラムの受講を検討されている方や個別に受講の相談をしたい方、また福岡でいきいきと活動されている女性の先輩のお話に興味のある方など、どなたでもお気軽にご参加ください。
ご来場を心よりお待ちしております!
<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
092-692-3198
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