平成27年4月より募集停止
人間環境学研究科環境理学専攻修士課程
分子?細胞?個体さらに自然環境にいたる各々のレベルで、生体とその内外環境を解明し、生命科学および物質科学の個々の分野とこれらを統合した教育?研究を目指す。
- 1.分子レベルでは、生体関連物質の状態分析と錯体分子の構造解析、および生体膜モデルとしての配向分子集合体の構造と物性を研究する。また、環境関連有機化合物の物性と反応性についても研究を行う。
- 2.細胞から個体レベルでは、分子生物学的手法による生物の環境(光?温度など)に対する適応機構の研究、神経系における情報処理機構と神経回路網の形成機構の研究とその系統進化的理解を目指した比較神経生物学の研究、さらに個体の発生過程において細胞環境がもたらす細胞の分化と形態形成のメカニズムの研究を主としている。また、環境関連有機化合物の生物組織への影響についても研究する。
- 3.個体から自然環境レベルでは、自然環境の変遷にともなって対応?進化してきた生命維持機構を、生体物質の機能と動態に着目して、細胞、個体あるいは個体群(個体群間)といった異なるレベルで研究し、その共通する問題点と個別の特殊な問題点を明らかにする。
アドミッション?ポリシー
本専攻では、生命科学と物質科学の立場から、生体とそれを巡る環境について高度の研究?教育を行うため、自然科学に関する基本的専門知識と、高い研究意欲を有する人を求めます。
取得できる資格
人間環境学研究科修士課程を修了すると、修士の学位が授与される。また、所定の科目の単位を修得した者は、下の教育職員免許状を取得することができる。
専攻名 |
免許状の種類 |
教科 |
環境理学専攻 |
中学校教諭専修免許状
高等学校教諭専修免許状 |
理科 |