「FWU COMPASS」とは、国際文理学部設置の意義をふまえ、学部教育の目的、手法等をわかりやすく示したものです。
「世界を動かすひとをつくる」は、国際文理学部の教育理念を凝縮して表しています。「ひと-人間性-」を「世界-国際性-」、「動-主体性-」が支え、教育の中心には「文理統合教育」の理念?手法があります。
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「世界の一流大学で学ぶ」「一度は海外で学ぶ」を可能に
世界の優秀な大学と協定を結び、長期?短期のさまざまな海外留学プログラムを提供しています。学生の約60%が卒業までに何らかの形で留学を経験し、国際的な感覚を身につけ巣立っていきます。
世界に通じるコミュニケーション能力を育む
全学科必修の学術?キャリア英語プログラムをはじめ、留学疑似体験や寮での活動など、実践的な英語力を身につける仕組が充実しています。また、留学生のサポートや学生主体の語学学習イベントを通して、複数の言語や文化にふれ、世界に通用するコミュニケーション能力を養うことができます。
1年次の全寮制教育で社会性と国際性を養う
1ユニット4人の部屋で日本人学生(1年次)と外国人留学生(1~4年次)がともに生活します。日本語だけでなくときには外国語でのコミュニケーションの中で、良好な人間関係を築く力や異文化に対する理解力、自律する力を培います。定期的なナデシコ?ナイト(寮活動)では学生の企画で寮生が交流し、さまざまな学びを得られます。
次代のリーダーの「感じる心」を育む
リーダーには「感性」の豊かさが求められます。この「感性」について、言葉、歴史、文化、環境、文学、国際、食、芸術、心、リーダーシップ、人間性等、人文科学?社会科学?自然科学のさまざまな視点を交えて学びます。理論と実践を通じて、感性の働きや意味?価値を考え、個々の感性を磨いていきます。世界の見え方が変わり、深い思考とよりよい行動をおこす力を身につけます。
また、キャンパスには美術館があり、研究棟や講義棟の廊下にも彫刻や絵画を展示しています。日常的に芸術を目にし、手でふれ、感じられる環境です。
学問の垣根を越えた自由な学び
国際文理学部の学問分野は幅広く、しかもそれぞれが互いに影響を及ぼし合っています。それは、私たちが生きる社会の課題そのものです。FWUの文理統合教育は、学問の垣根を越えた教育の多様性を追求しています。多元的?複合的に思考する力を鍛え、副専攻プログラムで複数の分野の専門性を身につけながら、社会を多角的にとらえ、社会の課題解決に貢献できるひとへの成長を目指します。
100年の歴史に学び女性の挑戦を次代へつなぐ
1923(大正12)年の開校当初から守り続ける教育は、社会に生きる自分像を求め、現代に生きる舞台を開拓し、次代へつなぐ価値を創造する女性を育成する教育です。2023(令和5)年で創立から100年を迎え、14,000名を超える卒業生の学びと挑戦の歴史を刻んできました。先輩方が積み上げてきた女性の学びの礎に感謝を抱きながら、女性の中でユニークさを磨きます。
大学運営から海外まで実社会で学び、未来を切り拓く力を身につける
生活に必要なあらゆることをオンライン上で行うことが可能になった時代にあって、学内外で実体験を重ねる学びを大切にしています。自らの体験を言葉で表すことを通じて、自己や他者、そして社会について再考し、理解を深めながら諸課題を解決していく実践的な力を培います。例えば、大学という場所を教職員と共に創りだしていく委員会やプロジェクトへの参画、企業やNPOとコラボしながらの課題の発見?解決など、変化する社会の中で「今」を学び、“自分自身”と共に、社会のあるべき姿を描く力を伸ばします。
短期集中で豊かな学び
1年間の学修期間を4つの授業期間に分けるクォーター制では1科目の授業が週に2回あることで、学んだことが定着しやすくなります。また、スケジュールを調整しやすくなり、留学やインターンシップにも積極的に挑戦できます。
チャレンジしやすい環境で、主体的に学び合う
多くの授業が少人数で行われ、教える側と学ぶ側の十分な相互理解に基づく深い学びのための様々な工夫が図られています。教員との対話、グループディスカッションやプレゼンテーションを重ね、主体的に問題を解決する力、情報を分かりやすく伝える力を培います。また、一人ひとりが自分の個性と希望に沿った学びの道のりを進んでいけるように、「ファーストイヤー?ゼミ」や「アカデミック?アドバイザーシステム」、学びを可視化する「学修ポートフォリオ」等でサポートしています。