英語を「学びに必要なツール」と捉え、全学科について必修科目とします。授業数は10 単位を設定し、1 年次から2 年次にかけ、1 クラス15 人程度という少人数での習熟度別クラスを編成。「聞く」「読む」「話す」「書く」の4 つの技能を育成するとともに、思考力や表現力を養っていきます。題材は国際関係や環境問題、食糧問題など。国際社会の基礎知識や異文化について英語で学び理解を深めていきます。プログラム終了時には、英語による口頭発表、英語による小論文の作成ができるまでに成長することが目標です。
1年次から2年次にかけて日本語力の基盤を集中的に修得します。「日本語を学ぶ」のではなく、「日本語で学ぶ」ことを念頭に、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を磨くとともに、思考力?表現力を養っていきます。少人数制の習熟度別のクラス編成を採用しながらも個々に適したレベルアップを目指します。日本語を「大学での学びのツール」(学術日本語)として身につけるとともに、実社会の場では「実践的コミュニケーション手段」(キャリア日本語)として駆使する態度と力をつけることが目標です。
ドイツ人講師と日本人講師が担当します。ドイツ語は難しいと言われていますが、ごく一部の例外を除いて文字通りに発音するので文章を読むのは英語よりも簡単です。実用的なドイツ語力を身につけるだけでなく、ドイツ文化についての学びもあります。ゼロレベルからスタートしても独検(ドイツ語技能検定試験)3級レベルまで達することが可能です。授業以外にドイツ料理を囲むクリスマスパーティー開催や春にはドイツ語研修旅行もあります。民間団体主催のドイツ語合宿やスピーチコンテストの参加も推進しています。交流協定校のルーヴェン大学(ベルギー)にドイツ語の留学プログラムがあります。
フランス人講師と日本人講師2人が授業を担当します。フランス語は英語との共通点が多い言語です。文法をしっかりと身につけるとともに、ペアやグループで練習したり発表したりしてフランス語でのやり取りに慣れていくようにします。フランス文化に関しても学び、楽しくフランス語を学んで実用的なフランス語能力をつけます。福岡市にあるフランス文化センターでのスピーチコンテストに参加することもできます。交流協定校のトゥールーズ大学(フランス)とルーヴェン大学(ベルギー)に留学プログラムがあります。
すべての授業は中国人講師が担当します。初級クラスでは、中国語の基礎をしっかり作ることを目標とし、正確な発音を身につけて日常のコミュニケーションに必要な基本的な単語?文法?表現を学習します。中級クラスでは、初級クラスよりも幅広くより深く文法や表現を学習することで、「読む?聞く?話す?書く」能力を総合的に向上させます。文献講読クラスでは、現在中国で話題になっている事柄を中心にディスカッションをすることで、中国語の総合的な能力を向上させます。中国の歴史?文化?経済?社会に関する内容の授業もあり、言語を学ぶと同時に中国の社会?文化に関する理解を深めることができます。寮での生活で留学生と交流するチャンスもあります。同済大学外国語学院及び女子学院と大連大学が交流協定校です。
すべての授業は韓国人講師が担当します。初級者向けクラスでは、ハングルの読み方を学んだ後に初級レベルの会話練習を行い、学生同士のペア?グループ活動を通じてコミュニケーション能力を身につけます。韓国語学習経験者向けのクラスでは、コミュニケーション能力のさらなる向上を目指して会話練習を行います。ディスカッションやプレゼンテーションなどの活動を通して日韓文化の相違点について学び合うことができ、韓国社会?文化に適切に対応できる相互文化理解力やコミュニケーション能力を育てます。 語学研修や交換留学、韓国語能力試験(TOPIK)などの資格取得、スピーチコンテスト、国際交流などの学外活動も推進しています。韓国社会?文化の知識を養うことで日韓の言語文化的差異を深く理解することを目指しています。
学科教員と英語教育部門教員との協働により、英語を媒体として専門科目の内容を学びます。ACEで学んだ環境科学?国際社会や異文化に関する学びと論理的思考力を高める学科専門教育への導入科目です。