古澤巖ヴァイオリンコンサートを開催しました
2024.11.01
古澤 巖 ヴァイオリンコンサート を開催しました
筑紫海会100周年(2027)プレイベントとして、4月21日(日)、大学開学記念式典と筑紫海会総会に合わせ、大学との共催で、日本を代表するヴァイオリニスト古澤巖氏による「ヴァイオリンコンサート」を開催しました。
筑紫海会の会員や学生など大学関係者でほぼ満席となった大学会館は、弾むように軽やかな金益研二氏のピアノに合わせて、超絶な技巧を駆使して情感豊かに奏でられる古澤巖氏のヴァイオリンの音色、個性豊かに選ばれた楽曲の数々に、ため息と揺さぶられるような感動に満ちていました。
演奏の前に、向井剛理事長兼学長と辻村克江筑紫海会会長によるご挨拶があり、その中で、開催のきっかけとなったエピソードが紹介されました。学長と会長とが揃って昨年6月の筑紫海会東京支部総会に出席した折、巖氏のお母様古澤正子様、ご友人の薄昭子様と同席となり、お互いの話が弾む中で、同窓生や学生に喜んでもらう機会になればというお二人からのお申し出があったことが伝えられました。
お二人は、今回、東京から福岡にお越しくださり、筑紫海会総会にもご参加いただきました。コンサート会場で会長から紹介された際には、皆さんからの盛大な拍手に、はにかみながら笑顔で応えてくださいました。
演奏の間のMCで巖氏から、この日は親孝行という気持ちで演奏していること、母が96歳という高齢にも関わらず、昨年のニューヨークカーネギーホールでの公演に来てくれたこと、それが嬉しかったことなどの紹介がありました。
第二部終了後は、会場からの大きな拍手が止まず、アンコールにも応えてくださいました。最後は、福岡女子大学の100周年を記念して設立されたフィルハーモニーオーケストラに所属する学生(眞鍋亜依子さん、藤野真緒さん)から、お二人への花束贈呈がありました。花束を受け取られた演奏者のお二人は、清々しい表情で会場の温かい拍手に包まれていました。
(写真上より)
演奏中の古澤巖氏、金益研二氏
フィル学生による花束贈呈、永田陽奈理さん(環境科学科4年)デザインのパンフレット
集合写真は左から2人目?古澤正子様(女専25回)、右から3人目?薄昭子様(女専25回)
右端は司会の野尻あかね様(大学42回)