【開催中~12/28(木)まで】秋の特別展開催のお知らせ
2023.11.17
同窓生の皆様へ
附属図書館内美術館より、秋の特別展開催のお知らせです。
今回の特別展は、本学美術館では初めてのカリグラフィーの展覧会となっています。カリグラフィーとは、ギリシャ語を語源とした「美しく書く」手法のことであり、碑文、写本の時代を経て、活版印刷から現代に至るまで、時代の影響を受けながらアートとして受け継がれてきた深い歴史があります。
今回スタヂオポンテ(主宰?初島さつき氏)様の全面協力を得て、福岡女子大らしい、アカデミックかつ穏やかで統一感のある展示が実現しました。
展示総数およそ70点のうち、まずは図書館入口に相応しく、カーライルの名言を各時代の書体で書き分けた歴史書体の作品が10点と、ローマンキャピタルの大作(トラヤヌス戦勝記念碑)が1点展示されています。
次に、本学学生らが英文作品から選んだお気に入りの文章を、スタヂオポンテメンバーが作品に仕上げたコラボ作品が12点、そして後半には、海外の女流カリグラファーやスタヂオメンバーによる、自由創作作品37点が揃います。
道具類としては、初島氏提供による貴重な写本零葉や、昭和初期の漆カリグラフィーセット、本物の羽ペンも置かれています。
また、図書館内入口付近にある特設コーナーでは、本学所蔵の大型ファクシミリ(複製)本を実際にめくることができるほか、キャクストンの手になる印刷初期の貴重な作品をご覧いただけます。
美術館エリアの展示につきましては、全て写真撮影可能、SNSへのアップロードについても初島氏より快諾を得ております。お気に入り作品が見つかりましたら、是非シェアをお願いします。
ご来場を心よりお待ちしております。
カリグラフィー作品展「文字の表情~羽ペンから活字書体へ」
会場:図書館棟一階美術館
期間:開催中~12月28日(木)まで
土曜休館日:12/2 日曜?祝日は閉館です。