教授
濱田 俊
ハマダ シュン
略歴
平成4年 筑波大学医学専門学群卒業
平成8年 筑波大学大学院医学研究科形態系専攻修了 博士(医学)
平成8年 筑波大学?基礎医学系?講師
平成12年 大阪大学?細胞生体工学センター?講師
平成14年 大阪大学?大学院生命機能研究科?助教授
平成17年~22年 福岡女子大学?人間環境学部?栄養健康科学科?助教授/准教授
平成22年~26年 福岡女子大学?人間環境学部?栄養健康科学科?教授
平成23年~ 福岡女子大学?国際文理学部?食?健康学科?教授
取得学位
博士(医学)
研究テーマ
神経栄養学 神経系の進化発生生物学
研究概要
1)非タンパク性アミノ酸の毒性機序
2)味覚器の形成と維持のしくみ
3)神経系の進化発生生物学
主要研究業績等
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Ikuta R. Kakinohana Y., Hamada S.(2024)
Ultrastructural localization of calcium homeostasis modulator 1 in mouse taste buds
Chemical Senses 49, bjae019
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Ikuta, R. and Hamada, S.(2022)
The presynaptic active zone protein Bassoon as a marker for synapses between Type III cells and afferent nerve fibers in taste buds
Chem Senses 47, bjac016 (Recommended in Faculty Opinions https://facultyopinions.com/article/742215495)
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Ikuta, R., Wasano, J., Myouenzono, K., Hamada, S (co-corresponding author)., Kurumata-Shigeto M.(2021)
N-cadherin localization in taste buds of mouse circumvallate papillae
Journal of Comparative Neurology, 529 (9), 2227-2242, 2021
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濱田俊(2020)
健康?栄養科学シリーズ 解剖生理学【編集 上嶋繁?濱田俊】 【担当 第1章 人体の概観と細胞?組織】
南江堂
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Okamoto, S., Esumi, S., Hamaguchi-Hamada, K., Hamada, S.(2018)
β-methylamino-L-alanine (BMAA) suppresses cell cycle progression of non-neuronal cell
Scientific reports, 8, Article number: 17995
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Hamaguchi-Hamada, K., Kurumata-Shigeto, M., Minobe, S., Fukuoka, N., Sato, M., Matsufuji, M., Koizumi, O., Hamada, S.(2016)
Thrombospondin Type-1 Repeat Domain-containing Proteins are Strongly Expressed in the Head Region of Hydra. PLoS ONE, 11(4), e0151823, doi:10.1371/journal.pone.0151823, 2016
PLoS ONE, 11(4), e0151823, doi:10.1371/journal.pone.0151823
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Hamada, S., Hirashima, H., Imaeda, M., Okamoto, M., Hamaguchi-Hamada, K., Kurumata-Shigeto, M. (2013)
Thiamine deficiency induces massive cell death in the olfactory bulbs of mice.
J. Neuropathol. Exp. Neurol. 72(12), 1193-1202
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Ohsawa S., Hamada S., Kuida K., Yoshida H., Igaki T., Miura M. (2010)
Maturation of the olfactory sensory neurons by Apaf-1/caspase-9-mediated caspase activity.
Proc. Natl. Acad. Sci. USA 107(30), 13366-71
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Katori S., Hamada S. (co-first author), Noguchi Y., Fukuda E., Yamamoto T., Yamamoto H., Hasegawa S., Yagi T.(2009)
Protocadherin-a family is required for serotonergic projections of appropriately innervate target brain areas.
J. Neurosci. 29(29), 9137-9147
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Hasegawa S., Hamada, S.(co-first author), Kumode, Y., Katori, S., Fukuda, E., Uchiyama, Y., Hirabayashi, T., Mombaerts, P., Yagi, T.(2008)
The protocadherin-a family is involved in axonal coalescence of olfactory sensory neurons into glomeruli of the olfactory bulb in mouse.
Mol. Cell Neurosci. 38, 66-79
学会発表
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濱田 俊、生田李緒(2024)
マウス味蕾におけるcalcium homeostasis modulator 1 (CALHM1) の超微形態レベルでの局在様式
NEURO2024/The 47th Annual Meeting of the Japan Neuroscience Society, Fukuoka Convention Center
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生田李緒、濱田俊(2022)
シナプス前部の足場タンパク質Bassoonはマウス味蕾のⅢ型細胞のシナプスマーカーである
日本味と匂学会第56回大会 仙台国際センター
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生田 李緒、妙圎園 香苗、和佐野 潤、濱田 香世子、重藤麻美、濱田 俊(2021)
マウス有郭乳頭味蕾におけるNカドヘリンの局在
日本味と匂い学会 第55回大会 九州大学病院地区?医学部百年講堂
関連専門分野
神経生物学
神経栄養学
所属学会
日本ビタミン学会
日本比較生理生化学会
日本神経科学会
日本解剖学会
外部資金の獲得状況
(科学研究費)
2021-2023年度 基盤研究(C) 研究代表者 「味蕾におけるカドヘリンファミリーの局在と機能および味覚障害との関連」
2018-2020年度 基盤研究(C) 研究代表者 「刺胞動物シナプスの形態と分子構築からシナプスの進化を探る」
平成27-29年度 挑戦的萌芽研究 研究代表者 「新手法によるビタミン機能の解明:補酵素結合RNAの探索と機能解析」
平成24-26年度 基盤研究(C) 研究代表者 「神経系進化における刺胞動物神経環の位置づけ:遺伝子発現解析によるアプローチ」
平成20-22年度 基盤研究(C) 研究代表者 「ビタミンB1欠乏症候群の発現に関与する遺伝子の同定」
平成17-19年度 基盤研究(C) 研究代表者 「クラスター型プロトカドヘリンCNRファミリーの定常領域の機能解明」
平成16年度 特定領域研究(C) 先端脳 研究代表者 「嗅神経系における選択的シナプス結合形成過程でのCNRファミリーの機能解析」
平成15年度 特定領域研究(C) 先端脳 研究代表者 「選択的シナプス結合形成過程でのCNRファミリーの機能解析」
平成14-16年度 基盤研究(S) 研究分担者(研究代表者 八木健)「神経回路形成?再編におけるCNRファミリーの生体内機能の解析」
平成13年度 特定領域研究(C) がん生物 研究代表者「Fynが結合する新しいカドヘリン様蛋白質」
平成13?14年度 特定領域研究(A) 総合脳 研究代表者 「CNR遺伝子クラスターから生じる分泌型遺伝子産物の探索と機能解析」研究経費総額
平成12?13年度 奨励研究(A) 研究代表者「シナプス形成におけるカドヘリン型受容体CNRファミリーの機能解析」研究経費総額
平成9-10年度 基盤研究(B) 研究分担者(研究代表者 岡戸信男)「生体アミンによる前頭前野でのシナップス形成維持機構」
平成9年度 国際学術研究 研究分担者(研究代表者 岡戸信男) 「ニワトリ脊髄に生ずる異なる種類の神経細胞死に関する生物学的研究」
(科学研究費以外)
平成17年度 科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST) 福岡女子大学チーム
平成15年度 (財)精神?神経科学振興財団 調査研究助成 「FynおよびFyn結合受容体遺伝子改変マウスを用いた精神神経疾患の分子基盤の解析」 研究代表者
受賞歴
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2024年04月 公立大学法人福岡女子大学 公立大学法人福岡女子大学教職員表彰(研究表彰)
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2023年11月 一般社団法人全国栄養士養成施設協会 全国栄養士養成施設協会会長顕彰
担当講義科目
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
人間構造機能学Ⅱ |
前期 |
2017年度 |
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人間構造機能学実験Ⅰ |
前期 |
2017年度 |
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学校栄養教育法Ⅱ |
後期 |
2017年度 |
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食?健康科学基礎演習 |
後期 |
2017年度 |
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人間構造機能学実験Ⅱ |
後期 |
2017年度 |
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人間構造機能学Ⅰ |
後期 |
2017年度 |
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バイオテクノロジー論 |
後期 |
2017年度 |
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食?健康科学総合演習 |
後期 |
2017年度 |
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卒業研究演習 |
通年 |
2017年度 |
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卒業論文 |
通年 |
2017年度 |
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大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
人体生理学特論 |
前期 |
2017年度 |
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人体生理学特別演習 |
後期 |
2017年度 |
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学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
人間構造機能学Ⅰ(人間の構造と機能を分子~個体レベルで学ぶ) |
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2016年度 |
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人間構造機能学Ⅱ(人間の構造と機能を分子~個体レベルで学ぶ) |
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2016年度 |
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バイオテクノロジー論(分子細胞生物学の基礎と応用) |
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2016年度 |
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人間構造機能学実験Ⅰ(人間の構造と機能に関する実験?実習) |
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2016年度 |
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人間構造機能学実験Ⅱ(人間の構造と機能に関する実験?実習) |
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2016年度 |
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栄養健康科学基礎演習(学術論文などを英語で学ぶ) |
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2016年度 |
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栄養健康科学総合演習(学術論文[英語]の内容紹介、研究報告会) |
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2016年度 |
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学校栄養教育法I(オムニバス、小児の生理学的特徴) |
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2016年度 |
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人体生理学特論(人間環境学研究科:生理学を分子レベルから学ぶ) |
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2016年度 |
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人体生理学特別演習(人間環境学研究科:英語学術論文を講読する) |
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2016年度 |
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卒業研究(卒業論文の作成) |
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2016年度 |
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栄養健康科学特別研究(修士論文の作成) |
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2016年度 |
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活用可能な分野(社会への貢献等)
モノクローナル抗体作成
免疫染色?in situハイブリダイゼーション等を用いた組織学的な解析技術の提供
動物個体組織への電気穿孔法による遺伝子導入
透過型電子顕微鏡による観察、免疫電子顕微鏡法
研究者としてのニーズ
LC-MS/MS等による環境中の非たんぱく性アミノ酸の好感度分析
アイソトープによる生体分子のトレーサー実験
キーワード
神経疾患, ビタミン, 刺胞動物, 進化生物学, 神経科学, 解剖学, 組織学
高校等への出前講義テーマ
脳に必要なビタミンの話:(内容) ①ビタミンとは何か ②ビタミンの欠乏症と過剰症 ③脳という臓器 ④脳の形作りに必要な葉酸 ⑤神経細胞の生存に必要なビタミンB1
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