准教授
岩﨑 慎平
イワサキ シンペイ
略歴
2005年 千葉大学法経学部総合政策学科 卒業
2007年 京都大学大学院地球環境学舎環境マネジメント専攻修士課程 修了
2010年 京都大学大学院地球環境学者地球環境学専攻博士課程 修了
2010~2012年 日本学術振興会特別研究員(総合地球環境学研究所)
2012年 龍谷大学地域協働総合センター 博士研究員
2013年 福岡女子大学国際文理学部環境科学科 講師
2016年 福岡女子大学国際文理学部環境科学科 准教授
取得学位
博士(地球環境学)
研究テーマ
環境配慮に向けた生活行動および環境資源管理に関する研究
研究概要
環境問題は、人と自然との関係の在り方、ひいては私たち一人ひとりの生活の在り方を問い直すことが求められる。本研究室では、生活者の視点に立ち、以下の課題を中心として人の営みと環境変化の相互作用を追究する。
1.環境教育?情報?デザインに基づく人々の態度?行動変容の評価
2.環境資源管理の制度分析
3.視線に着目した交通安全や地域デザインの評価
主要研究業績等
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Iwasaki, S.(2022)
Effects of environmental education on young children's water-saving behaviors in Japan
Sustainability 14, 3382
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Iwasaki, S., Prasopsin, S., Phutthai, T.(2021)
Quantifying avoidable food waste and identifying its underlying causes: a case study of a university dormitory in Thailand
Applied Environmental Research 43(4):55-67
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Iwasaki, S.(2021)
Fishers-based forest planting initiatives in Japan: Lessons learned
Regional Studies in Marine Science, 45, 101839 (pp.6)
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Iwasaki, S., Franssens, S., Dewitte, S., Lange, F.(2021)
Evaluating the effect of framing energy consumption in terms of losses versus gains on air-conditioner use: a field experiment in a student dormitory in Japan
Sustainability 13(8), 4380
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Iwasaki S(2019)
Using Eco-Home Diagnosis to reduce household energy consumption: a case study on behavioral changes in Fukuoka prefecture, Japan
Energy Policy 132: 893-900
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Iwasaki S(2016)
Linking disaster management to livelihood security against tropical cyclones: A case study on Odisha state in India
International Journal of Disaster Risk Reduction, 19, pp.57-63
学会発表
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Iwasaki, S.(2023)
Why fishers-based forest planting initiatives occurred in Japan?: lessons learned from the feudal period to the present
XIX Biennial IASC Conference, Nairobi,
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岩﨑慎平(2022)
近世から現代までの漁民の森づくりのレジリエンス要因の検討
日本湿地学会第14回釧路大会、釧路、2022年9月3日、日本湿地学会第14回(2022年度)釧路大会、p.15
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岩﨑慎平(2022)
スマートクロックを用いた幼児施設におけるFor型環境教育実践の可能性
第33回日本環境教育学会年次大会、東京、2022年8月28日、研究発表要旨集、p.95
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Iwasaki S(2019)
A Study on Development and Evaluation of Environmental Educational Tools in Preschools to Promote Pro-Environmental Behaviors
Omr?desgruppsm?te i milj?psykologi, Lund University, Sweden
関連専門分野
?環境教育
?行動経済学
?環境心理学
?コモンズ研究
所属学会
?日本環境学会
?日本環境教育学会
?日本湿地学会
?日本環境心理学会
外部資金の獲得状況
1.科研費 基盤研究C(令和3~6年度)「日本?タイを主とした漁業者主導クラブバンクの水産資源管理に関する実態と評価」
2.二国間交流事業 共同研究(平成31年度~33年度)「日?瑞典の幼児の環境配慮行動促進に向けた教材開発および評価に関する異文化比較研究」
3.科研費 若手B(平成29~32年度)「漁業者主導による森林コモンズの可能性:漁民の森づくりの活動実態に関する比較研究」
4.科研費 若手B(平成26~28年度)「海岸侵食に伴う漁村社会の生活?生業変容に関する研究」
5.科研費 特別研究員奨励費(平成22~24年度)「汽水湖漁業にみるコモンズの生成と流域環境ガバナンスへの射程」
6.科研費 特別研究員奨励費(平成19~21年度)「途上国地域の自立的発展に向けた地域開発のあり方」
受賞歴
担当講義科目
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
環境生活論および実習ⅡA?ⅡB(または環境マネジメント実習ⅡA?ⅡB) |
後期 |
2024年度 |
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卒業研究演習 |
通年 |
2024年度 |
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卒業論文 |
通年 |
2024年度 |
|
体験学習 グローバル社会における私たちの食?環境(Davis) |
通年 |
2024年度 |
私たちの「食?環境」について,グローバル化の中心地米国で,さまざまな体験を通して理解を深めます。 |
環境生活論および実習Ⅰ(または環境マネジメント実習Ⅰ) |
1Q |
2024年度 |
|
環境生活学 |
1Q |
2024年度 |
|
上級英語 |
1Q |
2024年度 |
Think Globally, Act Locally toward Sustainability |
生活と環境科学 |
1Q |
2024年度 |
|
環境影響評価実験 |
4Q |
2024年度 |
|
環境生活演習Ⅴ |
4Q |
2024年度 |
|
都市環境生活論 |
4Q |
2024年度 |
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大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
生活環境管理学特論 |
前期 |
2024年度 |
|
環境マネジメント特別演習Ⅱ |
後期 |
2024年度 |
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国際インターンシップ |
通年 |
2024年度 |
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国際研究活動 |
通年 |
2024年度 |
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学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
体験学習 グローバル社会における私たちの食?環境(Davis) |
通年 |
2022年度 |
私たちの「食?環境」について,グローバル化の中心地米国で,さまざまな体験を通して理解を深めます。 |
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
持続可能社会の設計 |
前期 |
2017年度 |
|
環境生活論および実習Ⅰ |
前期 |
2017年度 |
|
環境生活学 |
前期 |
2017年度 |
|
環境影響評価実験 |
後期 |
2017年度 |
|
環境生活演習Ⅴ |
後期 |
2017年度 |
|
都市環境生活論 |
後期 |
2017年度 |
|
環境生活論および実習Ⅱ |
後期 |
2017年度 |
|
卒業研究演習 |
通年 |
2017年度 |
|
卒業論文 |
通年 |
2017年度 |
|
大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
生活環境管理学特論 |
前期 |
2017年度 |
|
環境マネジメント特別演習Ⅱ |
後期 |
2017年度 |
|
国際インターンシップ |
通年 |
2017年度 |
|
国際研究活動 |
通年 |
2017年度 |
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活用可能な分野(社会への貢献等)
?アンケートのデータ活用(環境教育やボランティア活動に基づく態度?行動変容の評価)
?環境配慮行動の促進に向けた環境デザインの提案?社会実験
キーワード
環境配慮行動、コモンズ、環境教育、環境デザイン、ナッジ
高校等への出前講義テーマ
?ナッジを用いた環境デザイン
?湿地に生きる人々とワイズユース
?社会的ジレンマにみる環境問題
?エコな態度と行動:意思決定について考える
?環境配慮行動の促進に向けたデザイン
?MESHを用いた環境デザイン
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