助教
竹本 直道
タケモト ナオミチ
略歴
2012年3月 長崎総合科学大学大学院工学研究科博士課程単位取得満期退学
2012年12月 学位取得 (長崎総合科学大学、博士(工学))
2013年4月 株式会社東ソー分析センター 解析グループ
2015年9月 国立大学法人九州大学大学院農学研究院 森林圏環境資源科学研究室
2022年6月 公立大学法人熊本県立大学環境共生学部環境資源学科 資源循環化学研究室
2023年4月 公立大学法人福岡女子大学国際文理学部 環境科学科 助教 (現在に至る)
取得学位
博士(工学)
研究テーマ
未利用資源を用いた水処理に関する研究
研究概要
水資源は生命の維持にとって重要な資源である。SDGsでは、水と衛生に関する単独のゴール(ゴール6. 全ての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する)が設定されている。そこで、持続可能な社会の構築の一助となるべく、再利用可能な廃棄物や未利用資材を用いた水処理技術について追及する。
主要研究業績等
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Masumi Nagae, Maki Nagata, Masako Matsumoto, Naomichi Takemoto, Yhiya Amen, Dongmei Wang, Yuri Yoshimitsu, Kenichi Kakino, Kuniyoshi Shimizu(2023)
Effect of Eriobotrya japonica leaf supplements on allergic rhinitis symptoms and skin conditions in healthy adults: a randomized, double-blind, placebo-controlled study
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Saiki M, Takemoto N, Nagata M, Matsumoto M, Amen Y, Wang D, Shimizu K.(2021)
Analysis of antioxidant and antiallergic active components extracted from the edible insect Oxya yezoensis.
Natural Product Communications. 2021;16(5):1-6.
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Allam AE, Nafady AM, Nakagawa T, Takemoto N, Shimizu K.(2017)
Effect of polyphenols from Vicia faba L on lipase activity and melanogenesis.
Natural Product Research. 2018; 32(16): 1920-1925.
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Hiraki E, Furuta S, Kuwahara R, Takemoto N, Nagata T, Akasaka T, Shirouchi B, Sato M, Ohnuki K, Shimizu K(2017)
Anti-obesity activity of Yamabushitake (Hericium erinaceus) powder in ovariectomized mice, and its potentially active compounds.
Journal of Natural Medicines. 2017;71(3):482-491.
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Okuhata H, Ninagawa M, Takemoto N, Ji H, Miyasaka H, Iwamoto A, Nag.e M, Ishibashi Y, Arizono K.(2013)
Phytoremediation of 4,4'-thiodiphenol (TDP) and other bisphenol derivatives by Portulaca oleracea cv.
Journal of Bioscience and Bioengineering. Vol. 115. pp. 55-57.
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竹本 直道、蜷川 正彦、吉 赫哲、宮坂 均、奥畑 博史、石橋 康弘、有薗 幸司(2012)
ポーチュラカ(Portulaca oleracea)根及び西洋わさび由来ペルオキシダーゼによるビスフェノールA関連化合物の分解
環境と安全.3巻1号.pp. 21-26
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蜷川 正彦、竹本 直道、吉 赫哲、宮坂 均、奥畑 博史、石橋 康弘、有薗 幸司(2011)
ポーチュラカ(Portulaca oleracea)によるビスフェノールA関連化合物の分解
環境と安全.2巻1号. pp. 23-29
学会発表
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石田陽香、竹本直道、諸隈恵美、石橋康弘(2024)
オカラから単離した微生物の属種の特定
環境科学会 2024年会、東京大学 本郷キャンパス
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竹本直道、山口智也、鈴木 果歩、小毛、谷津大気、川合隆博、布施泰朗、石橋康弘(2023)
腐植物質を用いた排水処理技術の検証
第58回日本水環境学会年会(2023年度)、九州大学伊都キャンパス
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(2023)
好熱菌によるおからのタンパク質分解法の検討
2023年度環境科学会、神戸大学 鶴甲第2キャンパス
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鈴木 里歩、川合 隆博、竹本 直道、石橋 康弘、布施 泰朗(2023)
EGA-MS法とmsPy-GC/MS法を用いた廃水処理水中腐植物質の化学特性解析
第83回分析化学討論会、富山大学五福キャンパス
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Huiho JEONG, Yuka SAKAI, Nana HIROTA, Naomichi TAKEMOTO, Yasuhiro ISHIBASHI(2022)
RISK ASSESSMENTS OF MERCURY ON THE PAST MSW (MUNICIPAL SOLID WASTE) LANDFILL FOREST SOIL
The 19th International Conference of the Pacific Basin Consortium for Environment and Health, Jeju Island, Korea
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小松原 陸、呉 雨池、竹本 直道、韓 春光、Yhiya Amen、清水 邦義(2021)
霊芝(Ganoderma lingzhi)由来トリテルペノイドの単離同定
第72回日本木材学会大会、名古屋?岐阜
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鈴木 藍、王 冬梅、Amen Yhiya、竹本 直道、中嶋 光敏、礒田 博子、Ouchbani Tarik、Fatima Ezzahra Janati Idrissi、清水 邦義(2021)
アルガンオイルに含まれるアルガンサポニンの分析の検討
第72回日本木材学会大会、名古屋?岐阜
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Suzuki R, Wang D, Amen Y, Takemoto N, Fatima Ezzahra Janati Idrissi, Ouchbani T, Nakajima M, Isoda H, Shimizu K.(2021)
An analytical method for argan saponins in argan oil by using liquid chromatography quadrupole time-of-flight mass spectrometry
Tunisia-Japan Symposium TJS 2020 “Materials for Sustainable Development: Fundamentals & Applications, Hammamet, Tunisia
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齋木 雅大 、竹本 直道、永田 真紀、松本 雅子、王 冬梅、Amen Yhiya、清水 邦義(2020)
イナゴの含有成分分析及び機能性評価
第71回日本木材学会大会、東京
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Jiaxin Fan, , Asmaa Kamal El-Deen, , Ahmed Ashour, Ahmed Ramadan Hassan, Yhiya Amen, Naomichi Takemoto, Maki Nagata, Masako Matsumoto , Dongmei Wang, Satoshi Ishikawa, Shinichi Muta, Kuniyoshi Shimizu(2020)
Study of a glucosylceramide as functional food properties in Flammulina velutipes (Enokitake)
第71回日本木材学会大会、東京
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太田 早紀子、Ruan Yang、金子 周平、竹本 直道、Yhiya Amen、王 冬梅、清水 邦義(2019)
ヤマブシタケ子実体発育過程における生理活性成分ヘリセノンの分析
第70回日本木材学会大会、鳥取
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高嶋快土、竹本 直道、Yhiya Amen、Asmaa Kamal、王 冬梅、永田 真紀、松本 雅子、上田 景子、石川 慧、清水 邦義(2019)
エノキタケ(大木白雪 919)含有主要セラミドの定量分析
第70回日本木材学会大会、鳥取
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竹本 直道、吉村 友里、阿部 三佳、王 冬梅、東房 健一、簗瀬 和彦、渡辺 久美子、中川 敏法、藤本 登留、清水 邦義(2019)
スギ板材に含まれる揮発性成分の空間的挙動に関する研究
第70回日本木材学会大会、鳥取
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竹本 直道、吉村 友里、阿部 三佳、簗瀬 和彦、渡辺 久美子、中川 敏法、藤本 登留、清水 邦義(2019)
仕上げからの時間経過に伴う地熱乾燥したすぎ板材の揮発性成分分析に関する研究
第26回日本木材学会九州支部大会、宮崎
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竹本 直道、中川 敏法、Ahmed Allam、永田 敬文、森川 茂、大貫 宏一郎、清水 邦義(2016)
ヤマブシタケ(Hericium erinaceum)に含まれる機能性成分の生育ステージごとの比較分析
第67回日本木材学会大会、福岡
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有薗 真澄、甲斐 穂高、中道 隆広、竹本 直道、石橋 康弘(2012)
バイオマス施設のライフサイクルアセスメントに関する研究
第8回日本LCA学会研究発表会、滋賀
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竹本 直道、吉 赫哲、石橋 康弘、古賀 実、大場 和彦、有薗 幸司(2011)
最終処分場由来浸出水のリスク評価―多元素分析からのアプローチ―
第20回環境化学討論会、熊本
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Takemoto N, Ji H, Ishibashi Y, Arizono K.(2010)
A Survey of Environmental Contaminations in Leachates from LandfillSites Located in Kyushu.
The Sixth Asian-Pacific Landfill Symposium (APLAS Seoul 2010), Seoul, Korea
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有薗 幸司、竹本 直道、川上 茂樹、山内 良子、内田 雅也、吉 赫哲(2010)
最終処分場由来の浸出水中有機フッ素化合物質のリスク評価
第19回環境化学討論会、熊本
関連専門分野
環境化学
所属学会
日本環境化学会
日本水環境学会
日本腐植物質学会
大学等環境安全協議会
外部資金の獲得状況
一般財団法人ウェルシーズ財団 研究奨励金
受賞歴
担当講義科目
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
基礎分析化学 |
1Q |
2023年度 |
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機器分析基礎実験 |
2Q |
2023年度 |
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基礎化学実験 |
3Q |
2023年度 |
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身の回りの科学実験 |
4Q |
2023年度 |
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活用可能な分野(社会への貢献等)
廃棄物処理
研究者としてのニーズ
水処理における微量化合物の分析に関する研究
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