教授
長岡 真吾
ナガオカ シンゴ
略歴
1991年 筑波大学大学院博士課程文芸?言語研究科満期退学
1991年 岩手大学人文社会科学部 講師
1994年 同 助教授
1996年 筑波大学現代語?現代文化学系 講師
2005年 島根大学法文学部 助教授
2008年 同 教授
2014年 アメリカ合衆国ワシントン州立ワシントン大学シンプソン人文学センター 客員研究員
2017年 福岡女子大学国際文理学部 教授
取得学位
文学修士
研究テーマ
米国文学?文化における民族表象
民族アイデンティティと文化表象
文化衝突/交流における交雑文化の生成
研究概要
国や文化を問わず「民族」は日常生活から一般社会、政治や法律など様々な領域で重要な意味を持っている。集団や共同体を定義する際の基本とみなされて迫害や殺戮の根拠とされてきた一方で、「民族」は文化の領域においても様々な形で表現され、創造され、継承されてきた。これまでは、特にアメリカ合衆国の文学を「民族文学」という視点から捉え直し、現代先住民作家を主たる対象にしながら、民族性がどのように文化表象において記号化されたり再創造されたりしているかについて、その諸相を可視化することに貢献してきた。差別されてきた民族に属する作家は基本的に告発と対立を形象化する傾向があるが、一方では主流文化との相互浸透によって生まれた独自の交雑(ハイブリッド)性を積極的に創作活動に取り込もうとする試みも見られる。そのような文化交流と文化創造の現場ではどのように創作?表現活動が行われているのかについて研究を進めている。
また、文化交流?文化的交雑性という観点をラフカディオ?ハーン/小泉八雲の作品や伝記的解釈にも適用する研究も進めている。
主要研究業績等
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長岡真吾(2024)
資料:海外文学賞2023/Overseas Literary Awards and Prizes
日本文藝家協会『文藝年鑑 2024』新潮社、pp. 118-122
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長岡真吾(2023)
海外文学?文化2023回顧 アメリカ 「人間にとって多様な文学作品を読むことがどんなに重要なことか」/American Literature in the U. S. A. in 2023: An Overview
『図書新聞』2023年12月23日 3620号 p. 4
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長岡真吾(2023)
2023年回顧?外国文学/アメリカ 「危機を思い浮かべる力」/American Literature in Japan in 2023: An Overview
『週刊読書人』2023年12月22日 3520号 p. 4
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長岡真吾(2023)
資料:海外文学賞2022
日本文藝家協会編『文藝年鑑 2023』新潮社、pp. 119-123
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長岡真吾(2023)
「ひとびとが泣き歩いた道」の記憶の継承/表象 ダイアン?グランシー『熊を押す』とフォークナーをめぐって/"The Trail of Tears" and Representation/Passing Down of Memories: Diane Glancy _Pushing the Bear_ , Faulkner, and the Native South
日本ウィリアム?フォークナー協会『フォークナー』第25号、pp. 44-58
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長岡真吾(2023)
報告:シンポジウム「タナハシ?コーツのアメリカ」:タナハシ?コーツの略歴と作品一覧 および発表内容補遺/Report on the Symposium “Ta-Nehisi Coates’ America”: Brief Biography, Selected Bibliography, and the Paper Abstract
多民族研究学会『多民族研究』第16号(2023)、pp. 7-16
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長岡真吾(2022)
2022海外文学?文化回顧 アメリカ 「想像できるだろうか?」/American Literature in the U. S. A. in 2022: An Overview
『図書新聞』 2022年12月18日 3572号 p. 4
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長岡真吾(2022)
2022年回顧?外国文学/アメリカ 「文化混淆の拡がりの複雑さと深さ」 /American Literature in Japan in 2022: An Overview
『週刊読書人』2022年12月23日 3470号 p. 4
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長岡真吾(2022)
書評:牧野理英『抵抗と日系文学:日系収容と日本の敗北をめぐって』/Book Review: Makino, Rie_Teikou to Nikkei Bungaku_
『週間読書人』2022年7月8日 3447号 p. 5
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長岡真吾(2021)
2021年回顧?外国文学/アメリカ 「たくさんの力作や力業」 /American Literature in Japan in 2021: An Overview
『週刊読書人』2021年12月17日 3420号 p. 4
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長岡真吾(2021)
2021海外文学?文化回顧 アメリカ 「境界を超えていく物語を示し、共有する」/American Literature in the U. S. A. in 2021: An Overview
『図書新聞』 2021年12月18日 3524号 p. 4
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長岡真吾(2021)
書評:野村幸輝『ティム?オブライエン:ベトナム戦争?トラウマ?平和文学』(英宝社、2021年)/Book Review: Nomura, Koki _Tim O'Brien: Vietnam War, Trauma, Peace Literature_ (Japanese)
『週間読書人』 2021年9月24日 3408号 p. 5
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長岡真吾(2020)
2020海外文学?文化回顧 アメリカ 「今年度もアジア系の名前が目立つ」
『図書新聞』2020年12月19日 3476号 p. 5
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長岡真吾(2020)
2020年回顧 外国文学/アメリカ 「伝える」ことの困難さと喜び
『週間読書人』 2020年12月18日 3370号 p. 4
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長岡真吾(2020)
訳者解説:タナハシ?コーツのアメリカ----過去と希望のあいだに/Ta-Nehisi Coates' America: Between History and Hope
タナハシ?コーツ『僕の大統領は黒人だった』下巻(慶応義塾大学出版会)、pp. 199-210
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長岡真吾訳(ほか2名との共訳)(2020)
翻訳:タナハシ?コーツ『僕の大統領は黒人だった バラク?オバマとアメリカの8年』上?下/Ta-Nehisi Coates, _We Were Eight Years in Power_
池田年穂?長岡真吾?矢倉喬士訳、慶応義塾大学出版会
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長岡真吾(2019)
Federal Writers' Projectと先住民表象 The American Guide Seriesを中心に/American Indian Representations in the FWP's American Guide Series
多民族研究学会『多民族研究』第12号(2019)、33-52
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長岡真吾(2018)
「先住民の文学」/American Indian Literatures/Native American Literatures
アメリカ学会編『アメリカ文化事典』丸善出版
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長岡真吾(2017)
トマス?キング『緑の草、流れる水』における教義(ドグマ)の解体/The Recontextualization of the Christian Dogmas in Thomas King's _Green Grass, Running Water_
越川芳明?杉浦悦子?鷲津浩子編『〈法〉と〈生〉から見るアメリカ文学』悠書館、237-253
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長岡真吾(2017)
概要:ハーンにおける異質なるものの表象
富山大学ヘルン研究会『ヘルン研究』2 pp. 36-39
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長岡真吾(2017)
書評:タナハシ?コーツ『世界と僕のあいだに』(池田年穂訳、慶應義塾大学出版会、2017年)
『週間読書人』3183号 p. 7
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長岡真吾(2017)
シャーマン?アレクシーにおける文化共有と交雑性/The Cultural Penetration and Hybridity in Sherman Alexie's Works
『アメリカ文学評論』No. 25(2017): 116-126
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長岡真吾(2016)
第56章「ルイスとクラーク、カトリン、カーティス」/Chapter 56: Lewis & Clark, Catlin, Curtis
阿部 珠理編著『アメリカ先住民を知るための62章』明石書店
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長岡真吾(2016)
大英帝国とラフカディオ?ハーンの伝記記述-英国軍医はイオニアの男に刺されたのか?
江藤秀一編『帝国と文化:シェイクスピアからアントニオ?ネグリまで』,春風社,476-499
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長岡真吾(2015)
米国文学における インターエスニック/ クロスエスニック批評
『多民族研究』,多民族研究学会,No.8,18-34
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Nagaoka, Shingo.(2014)
Greek, Irish and/or British?: Hearn's Immigration to America and His Cultural Identities.
Nagaoka, Shingo, Alan Rosen, Bon Koizumi and Shoko Koizumi, eds., _Proceedings: International Symposium on "the Open Mind of Lafcadio Hearn: His Spirit from the West to the East." Tokyo_,The Planning Committee for the Memorial Events in Greece to Commemorate the 110th Anniversary of Lafcadio Hearn’s Death, 52-55
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長岡真吾(2012)
亡霊とノスタルジア―シャーマン?アレクシーと脅迫する過去/Ghosts and Nostalgia: Sherman Alexie and the Threatening Past
松本昇?東雄一郎? 西原克政編『亡霊のアメリカ文学―豊饒なる空間』,国文社,375-86
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長岡真吾(2010)
ラフカディオ?ハーンの眼:ハーンの視力と言葉をめぐる試論/Lafcadio Hearn's Eyes: An Essay on His Vision and Style
八雲会『へるん』第47号(2010):4-14
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長岡真吾(2008)
ミステリー小説のなかに消えていく子ども:『インディアン?キラー』の受容とアレクシー作品の虚構構造/Children Disappearing into a Mystery Novel: Interpretations of and Fictionality in Sherman Alexie's _Indian Killer_.
エコクリティシズム研究会『エコクリティシズム?レヴュー』No. 1 (2008): 11-19
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長岡真吾(2007)
「ストック?ストーリー」を越えて:文化的記憶における「語り」の政治性/Beyond the Stock Stories: An Essay on the Politics of Narrativization in Cultural Memory
多民族研究学会『多民族研究』創刊号(2007): 29-44
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長岡真吾(2007)
怒りの都市、沈黙の森:シャーマン?アレクシー『インディアン?キラー』における都市インディアンの不可視性/The City of Anger, the Forest of Silence: Urban Indians' Invisibility in Sherman Alexie's _Indian Killer_.
松本昇?横田由理?稲木妙子編『木と水と空と エスニックの地平から』金星堂(2007年10月20日)、 60-76
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長岡真吾(2004)
不死身のコロンブス -- 米国先住民から見た「アメリカ的なるもの」の起源/Immortal Columbus: On the Origin of Americanness from the Viewpoint of the Native America
津田幸男?浜名恵美編『アメリカナイゼーション -- 静かに進行するアメリカの文化支配』研究社 pp. 223-42
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長岡真吾(2004)
マイノリティ、9?11、国外の戦場 -- 現代米国における小説の様相
筑波英学展望の会『筑波英学展望』第23号 pp. 51-71
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長岡真吾(2003)
記憶化される歴史 -- シャーマン?アレクシーにおける歴史と虚構
鷲津浩子?森田孟編『イン?コンテクスト -- Epistemological Frameworks and Literary Texts』「Epistemological Frameworkと英米文学」研究会 pp. 180-201
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長岡真吾(2003)
ジョン?ウェインに処女を奪われたインディアン -- シャーマン?アレクシーにおける記憶化される歴史(2)
筑波英学展望の会『筑波英学展望』第22号 pp. 95-114
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長岡真吾?一谷智子訳(2002)
翻訳:ケネス?B?キッド「ガゼルに育てられる ---- クィア?ボーイと野生児物語」/Translation: Kenneth B. Kidd, "Raised by Gazelles: Queer Boys and the Feral Tale"
竹谷悦子?長岡真吾?中田元子?山口惠里子編『英語圏文学 -- 国家?文化?記憶をめぐるフォーラム』人文書院 pp. 380-95
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長岡真吾(2002)
「敵の言語」とインディアン作家 -- モマデイ、シルコウ、アレクシー/"The Enemy's Language" and the Native American Writers: Momaday, Silko, and Alexie
竹谷悦子?長岡真吾?中田元子?山口惠里子編『英語圏文学 -- 国家?文化?記憶をめぐるフォーラム』人文書院 pp. 271-89
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竹谷悦子?長岡真吾?中田元子?山口惠里子編(2002)
『英語圏文学 国家?文化?記憶をめぐるフォーラム』/_Anglophone Literatures, English Literatures: A Forum on Nation, Culture and Memory_
人文書院
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長岡真吾(2001)
夢の記憶、記憶の歌 -- シャーマン?アレクシー『リザヴェーション?ブルース』試論
松本昇?松本裕一?行方均編『記憶のポリティックス -- アメリカ文学における忘却と想起』南雲堂フェニックス pp. 301-24
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長岡真吾(2001)
「賢者」と「残忍なまでの正直者」 -- 1930年代のジョン?ファンテ/"The Wise Guy" vs."Brutally Honest": John Fante in the 1930s
筑波大学現代語?現代文化学系『言語文化論集』第55号 pp. 223-38
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長岡真吾(1996)
迷子の記号たち--『ルビコン?ビーチ』の謎/Lost Signifiers: Enigmas in Steve Erickson's _Rubicon Beach_
越川芳明編『スティーヴ?エリクソン』彩流社 pp. 165-74
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長岡真吾訳(1995)
翻訳:アーミステッド?モーピン「帰郷」/Translation: Armistead Maupin, "Suddenly Home"
青土社『ユリイカ』(臨時増刊:ゲイ短編小説アンソロジー)(Vol.27-13) pp.97-109
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長岡真吾訳(1995)
翻訳:ジョン?ファンテ「雪の中のレンガ職人」/Translation: John Fante, "Bricklayer in the Snow"
青土社『ユリイカ』(Vol.27-6) pp. 208-15
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長岡真吾訳(1995)
翻訳:チャールズ?ブコウスキー「『アスク?ザ?ダスト』への序文」/Translation: Charles Bukowski, "Preface to _Ask the Dust_"
青土社『ユリイカ』(Vol.27-6) pp. 204-07
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長岡真吾(1995)
ファンテとブコウスキー/Fante and Bukowski
青土社『ユリイカ』(Vol.27-6) pp. 216-23
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長岡真吾訳(1994)
翻訳:N. S. ハーディン「安部公房との対話」/Translation: N. S. Hardin, "An Interview with Abe Kobo"
青土社『ユリイカ』(Vol.26-8) pp. 118-34
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長岡真吾編訳(1994)
翻訳:ボウルズ頌:トバイアス?ウルフ?ジョイス?キャロル?オーツ?ルース?フェインライト?ゴア?ヴィダル/Translation: In Praise of Paul Bowls: Tobias Wolff, Joyce Carl Oates, Ruth Fainlight, Gore Vidal
青土社『ユリイカ』(Vol.26-3) pp. 162-74
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長岡真吾(1991)
時間?物語?自己/Time, Narrative, and the Self
岩手哲学会『フィロソフィア?イワテ』第23号 pp. 18-25
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長岡真吾(1989)
『響きと怒り』における時間のパラドックス/The Paradox of Time in William Faulkner's _The Sound and the Fury_
大塚英文学会『Otsuka Review』25. pp. 88-99
学会発表
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長岡真吾(2022)
"The Trail Where They Cried"と南部(英語)文学: Cherokee 系現代作家と記憶の継承/表象
日本ウィリアム?フォークナー協会第25回全国大会 シンポジウム「Trail of Tearsの南部文学」司会?講師:武庫川女子大学 松原陽子、講師:東京外国語大学名誉教授 荒このみ、講師:東洋大学 余田真也、講師:福岡女子大学 長岡真吾 オンライン開催(Zoomミーティング)
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長岡真吾(2022)
デュボイジアン?ヴェールからニュー?ネイションへ─タナハシ?コーツにおけるレトリカル?イマジネーション
多民族研究学会第37回全国大会 シンポジウム「タナハシ?コーツのアメリカ」司会?講師 長岡真吾(福岡女子大学)、講師 矢倉喬士(西南学院大学)、講師 馬場 聡(日本女子大学)、講師 奥田暁代(慶應義塾大学) オンライン開催(Zoomミーティング)
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長岡真吾(2022)
アメリカ合衆国における民族文学
九州アメリカ文学会第67回 シンポジウム「アメリカ文学と民族性」(司会?発表 長岡真吾、パネリスト:福岡大学 大島由起子、熊本大学 永尾悟、北九州市立大学 渡邊真理香、2022年5月14日オンライン開催)
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長岡真吾(2021)
アメリカ先住民と感染症
多民族研究学会(MESA)第36回全国大会 ラウンドテーブル「疫病と多民族」(司会:愛知県立大学 梶原克教 パネリスト:茨城大学 君塚淳一、成城大学 中村理香、福岡女子大学 長岡真吾)、2021年12月18日オンライン開催
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長岡真吾(2018)
Federal Writers' Projectと先住民表象
多民族研究学会(MESA)第30回全国大会 シンポジウム「連邦作家計画を読み解く--作家と民族の地平から」、大妻女子大学千代田キャンパス本館F棟
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長岡真吾(2018)
先住民アイデンティティと文学分野における交雑性:Sherman AlexieとThomas Kingの比較から
アメリカ学会第52回年次大会 分科会「アメリカ先住民研究」、北九州市立大学(本館D401)
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長岡真吾(2018)
Thomas King, Green Grass, Running Waterが示す〈ホテル〉構造的物語
日本英文学会第90回大会 シンポジア第七部門「アメリカの〈ホテル〉的空間:外部と内部、移動と定着が交差する場所」、東京女子大学(23号館)
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長岡真吾(2017)
ハーンにおける異質なるものの表象
2017年2月11日 富山大学ヘルン研究会?富山大学人文学部?富山大学附属図書館共催「ラフカディオ?ハーン研究シンポジウム」 富山大学人文学部3階第6講義室
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NAGAOKA, Shingo(2017)
Turtles All the Way Down: Hybridization and Recontextualization of Myth in Thomas King's _Green Grass, Running Water_
九州アメリカ文学会第63回大会 シンポジウム" Myth and Meaning in Postmodern American Fiction"(司会?講師:福岡大学教授 Greg Bevan、福岡大学教授 David Farnell、福岡女子大学教授 Shingo Nagaoka。使用言語:英語) 佐賀大学
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長岡真吾(2016)
アイルランド移民とインターエスニック文学
2016年10月2日 日本アメリカ文学会第55回全国大会 ワークショップ「アイリッシュ?アメリカンの世界」(司会?講師:長野県立看護大学 西垣内磨留美、島根大学 長岡真吾、東京女子大学 馬場聡。コメンテーター:国士舘大学 松本昇) ノートルダム清心女子大学ヨゼフホール
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長岡真吾(2015)
ハーンの伝記記述と英国支配下のイオニア諸島
2016年2月14日 富山大学ヘルン(小泉八雲)研究会主催第1回国際シンポジウム「ラフカディオ?ハーン研究への新たな視点」 富山大学人文学部第6講義室
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長岡真吾(司会?講師)(2014)
米国文学におけるインターエスニック/クロスエスニック批評
2014年7月26日 多民族研究学会第22回全国大会 シンポジアム「インターエスニック/クロスエスニックの可能性」(司会?講師:島根大学 長岡真吾、講師:成蹊大学嘱託 加藤有佳織、愛知県立大学 梶原克教、成城大学 中村理香)大東文化大学大東文化会館
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NAGAOKA, Shingo(2014)
"Greek, Irish and/or British?: Hearn’s Immigration to America and His Cultural Identities"
International Symposium on "the Open Mind of Lafcadio Hearn: His Spirit from the West to the East." Organizer: The Planning Committee for the Memorial Events in Greece to Commemorate the 110th Anniversary of Lafcadio Hearn’s Death. July 5-6, 2014, Conference Room, Ionian Blue Hotel, Lefkada, Greece.
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長岡真吾(司会?報告)(2013)
ポピュラーカルチャーと文化共有 -- シャーマン?アレクシーにおける文化的同化
2013年6月2日 アメリカ学会第47回年次大会 部会E (報告者:余田 真也(和光大学)「ステレオタイプからオルタナティウ?へ:映画における北米先住民像の変容」;鎌田 遵(亜細亜大学)「ファッション?エンターテインメント産業におけるアメリカ先住民の表象」;喜納 育江(琉球大学)「『先住民性』の商品化と文化的正統性:ツーリズムとプエブロ先住民のアート」)東京外国語大学[研究講義棟1階114教室]
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長岡真吾(2011)
ジャーナリストとしてのハーン:ハーンの異質性と「世界の響き」
2011年11月26日 シンポジウム「ハーン来熊120年(これまでとこれから)----ハーンの多面性の底流にあるもの」(司会:アラン?ローゼン元熊本大学教授、講師:早稲田大学 池田雅之、島根大学 長岡真吾、熊本大学 西川盛雄)熊本大学工学部100周年記念館
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長岡真吾(2010)
文化的アイデンティティと文学的表象ー米国先住民文学におけるポストモダン以後の自己表象
2010年5月9日 九州アメリカ文学会第56回大会 シンポジウム「<ネイティブ?アメリカン>x<マジック?リアリズム>x<ポストモダン>」(司会?講師:宮崎大学 井崎 浩、講師:熊本県立大学 徳永紀美子、西九州大学 渡邊真理子、島根大学 長岡真吾)鹿児島大学郡元キャンパス共通教育棟
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長岡真吾(2009)
ストレンジャー?ザン?パラダイス―米国におけるラフカディオ?ハーンの異質性
2009年7月5日 平成21年度八雲会総会 松江市総合文化センター視聴覚室
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NAGAOKA, Shingo(2009)
“The ‘Trojan Horse’ Effect of Fiction: Sherman Alexie’s Narrative and Aesthetic Strategies and Tansformation of Memory”
23rd Annual MELUS(The Society for the Study of the Multi-Ethnic Literature of the United States) Conference. April 2-5, 2009, Red Lion Hotel at the Park, Spokane, WA, USA. Session G: [8:00 - 9:30 AM] G1. The Narratives of Sherman Alexie
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長岡真吾(2008)
ネイティヴを模索するネイティヴ―インディアン作家における自己の表象と再創造
2008年5月25日 日本英文学会第80回大会 シンポジア第九部門「Going Native 新大陸の先住民表象の可能性をめぐって」(司会?講師:東京女子大学 今村楯夫、講師:立教大学 後藤和彦、京都橘大学 浅井雅志、島根大学 長岡真吾、清泉女子大学 杉山晃)広島大学東広島キャンパス
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長岡真吾(2007)
ネイティヴ?アメリカンのアイデンティティ形成―Sherman Alexie, _Indian Killer_における考察
2007年8月1日 第19回エコクリティシズム研究会(松山大学研究プロジェクト共催)広島国際学院大学立町キャンパス
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NAGAOKA, Shingo (Chair&Organizer)(2006)
"Introduction: Dynamics of Mobility: Toward Trans-Oceanic American Studies"
American Studies Association 2006 Annual Meeting, Oakland, CA, USA: Oct. 12-15, 2006. Oct. 13: Oakland Marriott City Center CS 1 115. Dynamics of Mobility: Toward Trans-Oceanic American Studies
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NAGAOKA, Shingo(2006)
“Personalizing History: Sherman Alexie’s Narrative Strategies and Transformation of Memory”
International Conference on Asian American Literature in the 21st Century (jointly organized by St. Thomas University, Miami, Florida, and Beijing Foreign Studies University, China): May 27-29, 2006 Beijing Foreign Studies University, Beijing, China May 28: 15:00 - 16:40 Panel C: Japan and America
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NAGAOKA, Shingo (Chair & Panelist)(2005)
"Narrativization and Personalization of History : A Comparative Approach to Contemporary American Indian Fiction and Okinawan Stories"
International American Studies Association(IASA) 2nd World Congress August 18 - 20, 2005 University of Ottawa, Ottawa, Ontario, Canada August 20: 15:45 - 17:15 (SMD 429) Session 081: Fiction Walks Out of the Book : The Power of Literature to Reality. Moderator : Shingo Nagaoka, Faculty of Law and Literature, Shimane University, Matsue, Japan. Robert S. Levine, Department of English, University of Maryland, College Park, Maryland, USA: "The Black Counter-narrative of Harriet Beecher Stowe's Dred."
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長岡真吾(2004)
大西洋から太平洋へと打ち寄せる波:「アメリカ的なるもの」の形成とトランス?パシフィック?アメリカン?スタディーズ
2004年11月6日 名古屋比較文化フォーラム(NCCF) トランスパシフィック?アメリカン?スタディーズ講演会(名古屋市立大学)
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長岡真吾(2004)
抵抗する言葉:米国先住民作家と支配文化
2004年10月19日 比較市民社会?国家?文化特別プロジェクト (CSCセミナー?シリーズ 第16回)(筑波大学)
関連専門分野
アメリカ研究、先住民研究、移民研究、エスニシティ研究、歴史研究
所属学会
日本英文学会
日本アメリカ文学会
アメリカ学会
多民族研究学会
外部資金の獲得状況
2002?2005年度 科学研究費基盤研究(B)「Epistemological Framework と英米文学」共同研究者(研究代表者:鷲津浩子)
受賞歴
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2004年02月 福原記念英米文学研究助成基金 第12回(平成15年度)福原賞研究助成
担当講義科目
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
近?現代アメリカの文化と文学Ⅰ |
前期 |
2019年度 |
|
欧米文学と映像メディア |
前期 |
2019年度 |
|
ファーストイヤー?ゼミⅠ |
前期 |
2019年度 |
|
欧米言語文化演習Ⅱ |
前期 |
2019年度 |
|
英米言語文化文献講読Ⅳ |
後期 |
2019年度 |
|
欧米言語文化演習Ⅲ |
後期 |
2019年度 |
|
欧米文化理論 |
後期 |
2019年度 |
|
卒業研究演習 |
通年 |
2019年度 |
|
卒業論文 |
通年 |
2019年度 |
|
大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
英語圏文学と文化特別研究Ⅰ |
前期 |
2019年度 |
|
英語圏文学?言語とジェンダー特別演習 |
前期 |
2019年度 |
|
比較文学研究Ⅰ |
前期 |
2019年度 |
|
英語圏文学と歴史特別研究Ⅰ |
後期 |
2019年度 |
|
英語圏言語文化文献講読Ⅱ |
後期 |
2019年度 |
|
学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
近?現代アメリカの文化と文学Ⅰ |
前期 |
2018年度 |
|
欧米文学と映像メディア |
前期 |
2018年度 |
|
ファーストイヤー?ゼミⅠ |
前期 |
2018年度 |
|
欧米言語文化演習Ⅱ |
前期 |
2018年度 |
|
英米言語文化文献講読Ⅳ |
後期 |
2018年度 |
|
欧米言語文化演習Ⅲ |
後期 |
2018年度 |
|
ファーストイヤー?ゼミⅡ |
後期 |
2018年度 |
|
欧米文化理論 |
後期 |
2018年度 |
|
卒業研究演習 |
通年 |
2018年度 |
|
卒業論文 |
通年 |
2018年度 |
|
大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
英語圏文学と文化特別研究Ⅰ |
前期 |
2018年度 |
|
英語圏文学?言語とジェンダー特別演習 |
前期 |
2018年度 |
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比較文学研究Ⅰ |
前期 |
2018年度 |
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英語圏文学と歴史特別研究Ⅰ |
後期 |
2018年度 |
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英語圏言語文化文献講読Ⅱ |
後期 |
2018年度 |
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学部
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
近?現代アメリカの文化と文学Ⅰ |
前期 |
2017年度 |
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欧米文学と映像メディア |
前期 |
2017年度 |
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ファーストイヤー?ゼミⅠ |
前期 |
2017年度 |
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欧米言語文化演習Ⅱ |
前期 |
2017年度 |
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英米言語文化文献講読Ⅳ |
後期 |
2017年度 |
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欧米言語文化演習Ⅲ |
後期 |
2017年度 |
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ファーストイヤー?ゼミⅡ |
後期 |
2017年度 |
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欧米文化理論 |
後期 |
2017年度 |
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卒業研究演習 |
通年 |
2017年度 |
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卒業論文 |
通年 |
2017年度 |
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大学院
担当科目 |
開講期 |
開講年度 |
内容 |
英語圏文学と文化特別研究Ⅰ |
前期 |
2017年度 |
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英語圏文学?言語とジェンダー特別演習 |
前期 |
2017年度 |
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比較文学研究Ⅰ |
前期 |
2017年度 |
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英語圏文学と歴史特別研究Ⅰ |
後期 |
2017年度 |
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英語圏言語文化文献講読Ⅱ |
後期 |
2017年度 |
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活用可能な分野(社会への貢献等)
民族的対立における個人レベルでの内的諸相の解明や、民族的差異を対立や敵対としてではなく異種混交の創造的ソースと捉える観点の提供など。一般参加を含むアメリカ文学の読書会の開催など。
研究者としてのニーズ
民族表象に関するさまざまな事例。メディアや商品展開などにおける具体的な民族表象の例や、民族性にかかわる資料。
キーワード
文学 創作 翻訳 アメリカ 民族 エスニシティ 先住民 ジェンダー 表象 コミュニケーション
高校等への出前講義テーマ
「文化を「翻訳」する」
英語から日本語への「翻訳」には、単に言葉の対応だけでなく、文化と文化を比較しながら対応させるプロセスが含まれている。「翻訳」の基礎的な仕組みと問題点について、日本語のアニメから英語への翻訳なども例にしながら考える。
「世界は記号でできている」
文系の学問はなぜあるのか、という素朴な問いから出発して、この世界がどのように「記号」によって成り立っているかを説明する。教育や文学、創作などの表現活動が人の感情にとってどのような役割を担っているかを身近な題材から考えていく。
「ラフカディオ?ハーンと異文化体験」
19世紀末に来日し日本の伝説や伝承を世界に紹介したラフカディオ?ハーン(小泉八雲)の生い立ちや作品を紹介しつつ、自らの異文化体験を創造力?コミュニケーション力へと変えていったハーンの特異性について考える。
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