福岡女子大学は国際文理学部のみの1学部制です。
すべての学科において、文系?理系の枠にとらわれず幅広く学べる文理統合教育を実施し、学生たちは国際社会を生きるために必要な専門知識と人間としての総合力を高めています。
文理の壁を越え、グローバルな環境のなかで、
体験と実践を重ねながら学ぶ、4年間
各学科の専門領域以外の学びで、学生の可能性を広げています。
意欲ある学生が主専攻以外の分野も体系的に学べる「副専攻プログラム」。これは学位プログラムで学ぶ領域以外を学び、その学修成果を可視化したもので、学生にとって「+αの価値」を得られる機会です。「分野型副専攻」と「課題型副専攻」を合わせた14プログラムが用意されています。
- 日本言語文化
- 欧米言語文化
- 東アジア地域研究
- 国際関係
- 国際経済?
マネジメント - 環境物質
- 環境生命
- 住環境デザイン
- 国際環境政策
- 食ビジネス
- 日本語教員養成
- 国際環境リーダー
- 情報?数理?
データサイエンス - グローバルリーダー
入学と同時に1年生全員が入寮し、留学生と共に暮らす「国際学友寮なでしこ」は、「生活の場」であると共に、「教育の場」として位置づけられる学生寮です。なでしこ寮の教育プログラムは外国語での会話の実践や積極性や主体性、行動力を養う機会が豊富にあり、毎日、自然と世界に近づくことができます。
多様なものの見方や考え方を身につけ、国際舞台で活躍する人材を育成するために、海外の大学との連携を積極的に推進。
2023年4月現在、24カ国?地域、35大学?学部と交流協定を締結しています。
学生のニーズに応じた外国語?文化研修や交換留学、海外体験学習など、短期?長期の海外留学プログラムが充実しています。
また、多彩なプログラムにより学内においても留学しているような環境を作り出しています。
描く未来に合わせて選べる留学制度
「外国語?文化研修」及び「海外体験学習」は、2週間から5週間の短期海外留学で、本学と交流協定を締結している海外の有力大学(海外協定校)で実施しています。より長期の留学は「交換留学」です。交換留学では、5ヶ月から1年の間、海外協定校で自分の専門分野を学びながら、多様な価値観を持つ世界各国の学生と交流することができます。
学内で海外留学を体験できる
プログラム
国内で行う留学疑似体験合宿(1泊)「English village」では、日本語の使用は厳禁で英語のみの生活を送ります。合宿には留学生も参加し、英語により実施する各種活動をリードします。また、学内で外国語を身近に体験できる「Language cafe」ではランチタイムに外国語で会話し、異文化を学ぶ実践の場を、学生が主体的に運営しています。週にのべ約100名が参加し、8カ国ほどの言語チームが活動しています。留学生や留学経験者の協力を得ながら、外国語が身近になり、留学前の語学学習にも活用されています。
本学の基本理念である「次代の女性リーダーを育成」を具現化するため、
リーダーシップ開発系科目群として 「リーダーシップ開発科目」と「体験学習科目」を設けています。
国内外の社会に飛び込み、行動し、自分?他者?社会と出会うことで数多くの気づきを育みます。
学外で新たな視点を獲得し、体験?実践した学びを自分の勉強に生かすサイクルが生まれ、
自分自身を日々アップデートできる人気のプログラムです。
水俣病を教訓とした環境への取り組み
きれいな環境を次世代に残すために
私たちができることは?
世界最悪の公害と言われる水俣病を教訓に、水俣市の取組みを学び、原因企業?患者さんとの対話や市民との共同生活を通して、自ら感じ、考える力を養成します。また、環境共生住宅での宿泊体験やお茶づくり等の活動により、主体性や自律性、問題解決能力を養います。
グローバル社会における私たちの食?環境(米国Davis研修)
グローバルな視点で
食と環境について体験的に学習する
グローバル化と共に変化してきた私たちの「食と環境」について、カリフォルニア大学デイビス校での体験学習により理解を深めます。食と環境に関連した英語学習に加えて、専門家による講義に参加し、給食施設や農場などの現場を視察するなど、体験的に学びます。また、ホストファミリーとの共同生活を通して、異文化理解と実践的な英語力の向上が期待されます。
企業等連携メニュー開発プロジェクト
社会人と一緒に
新しいメニューづくりに取り組む
依頼された新たなメニューを企業と一緒に開発することを通じて、食の面から社会貢献を学びます。地産地消やスマートミール等について、実際に企業と連携してメニューを開発していくことで、企業等でのメニュー開発の考え方や進め方を経験します。
海の中道海浜公園をフィールドとした国際交流プロジェクト
福岡発!どんな方法で
世界をつなぐ公園にする?
子どもの頃、公園で遊んでいた知らない子と友達になっていた経験はありませんか?公園は遊ぶだけでなく、他者との交流を楽しむ場所でもあります。そして、今、それは国際的レベルにまで広がっています。本プロジェクトでは外国人来園者数が急増している海の中道海浜公園を舞台に、地域と世界をつなぐ交流の仕掛けを学生ならではの目線で企画立案し、実施します。
男女共同参画の学びと発信@あすばる
社会に存在する「性別による偏り」について
同世代に何をどのように伝えよう
男女共同参画社会の実現をめざす福岡県の活動拠点で、社会や人々の意識のなかにある「性別による偏り」について学ぶとともに、職員の支援を受けながら、若い世代を活動に巻き込むという課題の解決に取り組みます。学生が自ら考え、企画を立案?実行することを通じて、主体性、コミュニケーション力、問題解決力を鍛えるプログラムです。
対馬市地域インターンシップ
島でのSDGs の推進と
持続可能な社会創生を学ぶ
対馬市役所でインターンシップを実施し、対馬市で取り組んでいるSDGs の推進を担う人財育成のための「対馬グローカル大学」の準備?運営をサポートする活動を行います。このインターンシップを通して、離島の抱える課題(里地里山 の劣化や有害鳥獣問題、生物多様性の低下、空家増加等)の解決に向けた取り組みについて学び、持続可能な島づくりあるいは社会の創生について考えていきます。
国際教養学科
世界に通用する教養を広く、深く、身につけて
国際社会をフィールドに伸びやかに活躍する
福岡女子大学の大学案内から充実した寮?留学制度や多彩な体験学習があることを知り、たくさんの挑戦ができる場所だと直感が働きました。また、オープンキャンパスで運営側として高校生を先導し、親身に話していた福岡女子大学の先輩方に強く憧れを抱きました。私も様々な場に飛び込み、かつリーダーシップを発揮していくことで自分を磨いていきたいと思い、その思いが受験のやる気につながっていきました。挑戦と「私」のリーダーシップの発揮は今でも大切にしていることです。
福岡女子大学に留学して色々なことを学びました。授業では日本人をはじめ、海外の方々とも話すことができ、たくさんの新しい意見を聞けました。また、寮生活などを通して、様々な人たちと出会うことができたのも、貴重な経験でしたし、大切な思い出です。入学したばかりの頃は見知らぬ土地での生活に不安も大きかったのですが、大学での学びを通して、より広い視野で世界を見ることができるようになったと感じています。卒業後は本学で得た経験を活かして、世界を舞台に活躍できる女性リーダーになりたいです。
福岡女子大学のキャンパスから出てこられる先輩方の姿に憧れを抱きながら過ごした中学時代。「私も先輩方のような女性になりたい」という強い想いが、入学を決めた一番の理由です。学びの面でも、学科を問わず学べる文理統合科目や寮生活、留学経験など福岡女子大学ならではのたくさんの魅力に惹かれ、知れば知るほど、本学で過ごす時間が私の可能性を広げてくれるという確信に変わっていきました。4年後、世界を舞台に輝く女性リーダーとなるために、様々な出会いを大切にして世界の人々を尊重できる女性へと成長していきたいです。
入学当初は自分に自信がなく、初対面の場で“自分らしさ”を発揮するのが苦手でした。そんな私が変われたのは、学部や国籍に関係なく、多様な人たちと交流できる福岡女子大学の最大のメリットのおかげです。この貴重な経験があったからこそ、?ただ主導権を持つリーダー?ではなく、メンバーと密に交流を深めて協力し合いながらゴールへと導いていく、自分なりのリーダーシップを得ることができたと感じています。卒業後は希望していたインテリア系の企業へ就職します。多くの人と関わり、もっともっと自分に自信をつけていきたいです。
私は高校生の頃から管理栄養士を目指しており、進学先を考える際に福岡女子大学と出会いました。ホームページやパンフレットで詳細を調べていくうちに本学の様々な面に惹かれたのですが、その魅力の一つとして、女性リーダーの育成に力を入れているという点が挙げられます。女性が高い志と柔軟な発想を持ち、リーダーシップを発揮し、地域社会や世界を舞台に活躍できる社会を目指して、本学での多彩な活動に参加することで自分に自信を持ち、将来管理栄養士として人々を支えていけるような女性になりたいと思っています。
幼少期から食に興味があったため、福岡女子大学の食?健康学科に入学しました。入学当初は「食」という大きな括りにどう向き合うのか、明確な目標もないままでした。しかし、福岡女子大学の特長である、学びを一つの分野だけに絞らない、広範囲な教育プログラムを受けたことで、多角的な視点を持つことができるようになり、食の流通に関わりたいという新しい目標ができました。卒業後は食品の商社に就職することが決まっており、将来的には社会のなかで頼られる女性リーダーとして、食の魅力を発信できる人材に成長していきたいです。