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2025.03.03お知らせ
【研究】環境科学科 岩﨑 慎平 准教授がタイのブラパ大学にてクラブバンク地域ワークショップを開催new
 環境科学科 岩﨑 慎平 准教授が会長を務める団体「ラムサールセンター(湿地と人間研究会)」は事業活動の一環として、2025年2月19日にブラパ大学チャンタブリキャンパス(Burapha University, Chanthaburi Campus:BUU)にて、クラブバンク地域ワークショップを開催しました。
 クラブバンクとは、漁業者が捕獲した抱卵中のメスのカニを、幼生が孵化するまで保護する取り組みです。この活動は、①環境負荷が小さいこと②技術的に簡易であること③漁業者が資源管理に主体的に関わること、という特徴を持ち、責任ある漁業の普及に役立つと期待されています。そのため、タイ政府はクラブバンクの普及を国の政策目標として位置付け、政策的な支援を行っています。
 今回、クラブバンクへの国際的な関心と支援を一層高めることを目的に、ラムサールセンターとBUUが共同でワークショップを主催し、主にタイ国内のクラブバンク関係者(漁業者、政府、大学、民間など)を招き、意見交換を行いました。当日は79名が出席し、クラブバンク活動の推進に向け、活発な意見交換が行われました。
 また、このワークショップの様子は地元タイの放送局(nbt11)のニュースでも報道されました。


■研究者情報
福岡女子大学国際文理学部 環境科学科
准教授 岩﨑 慎平
福岡女子大学研究者データベース:
/teachersdatabase/detail/?masterid=63&gakkaid=202&gakubuid=20