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- 2023.05.18
- 国際教養学科の近藤洋平准教授が第9回日本中東学会奨励賞を受賞しました
本学国際教養学科の
近藤洋平准教授(中東?アフリカ地域研究)が、以下の論文により第9回日本中東学会奨励賞を受賞しました。
Yohei Kondo, “Survival Strategies of Religious Minority Groups in Oman,” in Yohei Kondo (ed.), Survival Strategies of Minorities in the Middle East: Studies on Religious and Politico-Social Minority Groups in Middle Eastern Societies (Tokyo: ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies), 2021, pp.123-141.
本論文は、2016(平成28)年度から3年間にわたり実施された、東京外国語大学アジア?アフリカ言語文化研究所の共同利用?共同研究課題(JaCMES分)の研究成果になります。同プロジェクトでは国内外の研究者11名が、中東地域の少数派の生き残り戦略、という共通テーマのもとで研究を進めました。近藤准教授は受賞論文の中で、アラビア半島のオマーンに暮らすイスラームの少数派であるイバード派とシーア派について、西暦19世紀から20世紀における彼らの活動を、生き残り戦略という観点から考察しました。
◆プロジェクトについて
授賞式は2023(令和5)年5月13日に、日本中東学会第39回年次総会(つくば国際会議場)の場で行われました。
◆日本中東学会奨励賞について