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2022.06.28プレスリリース
【7/9?7/10】国連世界食糧計画スーダン事務所 野副美緒氏ワークショップ?講演会
2022年4月新設女性リーダーシップセンター主催イベント
7/9-10 国連世界食糧計画スーダン事務所 野副美緒氏ワークショップ?講演会
  Designing the World  これからの社会をデザインする for Future Leaders

 
2022年4月新設の女性リーダーシップセンターが主催
 2023年に創立100周年を迎える福女大で、「ないものを描く」を掲げ、九州?沖縄地方のリーダーシップ教育研究拠点となるべく新設された「女性リーダーシップセンター」(豊貞佳奈子センター長)。キックオフシンポジウムに続いてお届けするイベントを、2日間4セッションに渡り開催します。
 
紛争地キャリアが長い国連職員?妻?1人娘の母がゲスト
 ゲストは、グローバルに活躍する国連職員?野副美緒氏。国連世界食糧計画(WFP)でのキャリアが20年となる野副氏は、紛争地帯での緊急?復興支援、給食、母子健康のスペシャリストで、現在のスーダン事務所ではレジリエンス(災害や武力紛争の発生の折に被害を最小にとどめ、速やかに生活や社会を回復する)開発に携わっています。
 当時民族紛争が続いていたスリランカ(2002年)を皮切りに、ソマリア、パキスタン、ラオス、イエメンといった国々でキャリアを重ねてきた野副氏は、1児の母。同じくグローバルかつ緊急性の高い職務のもとにあるカナダ人パートナーは、数か月に一度の帰宅時にはそのイクメンぶりを発揮するものの、普段は野副氏が7歳になる娘さんと共に暮らしています。
 
“Designing the World”
 そんな野副氏から、彼女の生き方、日本そして諸外国で感じる課題感を、「ジェンダー?多様性」「SDGs」「キャリアデザイン」「リーダーシップ」を切り口として、3つのワークショップと1つの講演で提起していただきます。混迷極まる世にあって、敢えて「これからの社会をデザインする」という矜持を育むスピリットが込められたイベントです。
 
学内だけではなく、高校生や一般参加も&福女大初?投票行動促しキャンペーン
 3つのワークショップは福女大学生?教職員および福女大が包括連携協定を結んだ県立香住丘高等学校生徒(男女)向けに、そして講演会は一般にも公開します。ちょうど参院選と重なるタイミングで開催することから、福女大としては初めての「投票行動促しキャンペーン」として、投票済証と引き換えに本学100周年記念グッズを提供します(4種類のクリアファイルを、参加セッション分)。世界経済フォーラムのジェンダーギャップ報告2021では、「政治」分野において日本は先進国最低レベル、そして投票率は世界平均でも低く、特に10代?20代の投票率が低迷する現状へのアクションです。Designing the Worldの手段としての投票を意識づけし、投票行動につなげるためのものです。
 
4つのセッションスケジュールは…
日時 セッション
7/9(土) 10:00-
  12:00
①オリエンテーション
 (目的、スケジュール。自己紹介+未来図)
13:30-
  15:30
②ワークショップ:
 SDGsと現代の課題。今自分たちはどんな世界に住んでいるのか
7/10(日) 10:00-
  12:00
③ワークショップ:
 これからの女性の働き方?生き方、ライフ&キャリアデザイン 
13:30-
  15:30
④講演:
 ジェンダーをめぐる現代の課題と(女性)リーダーシップ論
 
福女大リーダーシップ教育の一環
 女性リーダーシップセンターでは、授業内外でリーダーシップ開発を展開しています。センターコンセプトの「ないものを描く」…その「ないもの」とは、まだ発現していない自分自身をも表します。イベント参加者が、それぞれのbecoming(様々な規範や社会構造による囚われに気づき、自分自身を発揮し、自分自身と「なっていくこと/becoming」)やbecomingのための支援について触発されるようなイベントとすべく準備中です。

参加申込、詳細

プレスリリース(PDFファイル)