新着情報
- 2021.05.06
- 深刻化する新型コロナウィルスまん延に対応した授業等の対応について(学長メッセージ)
新学期が始まり1カ月が経たないうちに、慎重に進めてきたキャンパスの賑わいを絶たざるを得なくなりました。首都圏の「緊急事態宣言」に続き、福岡でも「まん延防止等重点措置」の適用が要請される事態となりました。サークルや仲間とのキャンパス交流はもとより、教育?研究や寮活動にも強い制限がかかることになります。
こうした状況を受けて、4月末より5月19日までの当面の間(その後は事態の推移を見て)、実験?実習の授業を除き、遠隔による授業を実施することにしました。1年生にとっては初めての経験ですが、機器の不具合や環境整備には教職員が迅速に対応しますからご安心ください。また、国際学友寮「なでしこ」では、制限がありながらも慎重に「個は全体、全体は個」の精神をもって過ごしてください。
今後の授業方法や生活支援全般に関して大学が折々に提供する情報をしっかり参照し、確認をして対応をはかってください。一人で判断するのが心もとない時は、仲間に、或は教職員に、ためらわず相談をしてください。我々は、アカデミック職能集団のギルド仲間です。
変異株のまん延により深刻な感染状況が予想されます。マスクなしでの会話、会食、接触の厳禁、マスクをしての長時間の対面交流の回避、手指の消毒など、コロナ禍での生活ルールを学内外で励行し、「自分の命を守ることは、周りの人の命を守ること」を旨として行動してください。キャンパスに再び賑わいが戻ることを願っています。
2021年5月6日
福岡女子大学学長
向井 剛