【大会名】
第30回読売女流書法展
【日付】
平成24年4月
【主催】
読売新聞西部本社
【結果】
?漢字部門
国際文理学部国際教養学科2年 嶋村 美穂 褒状
<作品名>
尋胡隠君
<作者>
高啓
<白文>
渡水復渡水
看花還看花
春風江上路
不覚到君家
<意味>
春の一日、川に沿ってゆったりと歩いてみた。花に誘われ、あちらの花、こちらの花と。風は柔らかに、そしてゆるやかにふいて、おやおや、いつの間にか君の家に来てしまったよ。
国際文理学部国際教養学科4年 尾崎 澪 入選
<作品名>
苔
<作者>
袁枚
<白文>
白日不到處
靑春恰自來
苔花如米小
也學牡丹開
<意味>
日のあたらないところでも、春は、来るべきときにやってくるのだ。
苔の花は、米粒みたいにちっぽけだけど、これだって、大輪の牡丹のように、ちゃんと花開くのだ。
国際文理学部国際教養学科4年 友岡 倫子 入選
<作品名>
山中問答
<作者>
李白
<白文>
問余何意棲碧山
笑而不答心自閑
桃花流水窅然去
別有天地非人間
<意味>
君に問うが、なにゆえ青い山の中に住んでいるのか。笑って答えないが、心は自ずから静かだ。桃の花、流れる水、その奥深くに分け入れば、俗世とはまた別の天地があるさ。
国際文理学部国際教養学科2年 田中 光 入選
<作品名>
山中問答
<作者>
李白
<白文>
問余何意棲碧山
笑而不答心自閑
桃花流水窅然去
別有天地非人間
<意味>
君に問うが、なにゆえ青い山の中に住んでいるのか。笑って答えないが、心は自ずから静かだ。桃の花、流れる水、その奥深くに分け入れば、俗世とはまた別の天地があるさ。
?篆刻部門
国際文理学部国際教養学科4年 広田 桃佳 褒状
<作品名>
紅雨萬重煙
<作者>
袁枚
<意味>
紅い花が散りゆき、一面の煙と共に雨のように重なっていく。