本学の基本理念である「次代の女性リーダーを育成」を人文社会の学問領域から実現するため、人文社会科学研究科に「言語文化専攻」と「社会科学専攻」の2専攻を設置しています。
言語文化専攻では「日本言語文化コース」と「英語圏言語文化コース」、社会科学専攻では「国際産業社会コース」と「国際関係コース」を設け、必要とされる専門知識と実践的な能力を備えた高度専門人材を育成します。
人文社会科学研究科では、次に掲げる学修目標に到達した者に学位を授与する。
人文社会科学研究科では、大学院の目的及びディプロマ?ポリシーを実現するために、より高度な研究能力を有し牽引的立場となる専門家の育成や、国際社会で活躍し得る柔軟な適応性及び判断力を備えたリーダー的人材の養成を図る。この目的を達成するために、教育課程の編成において、研究指導科目と専門科目を設ける。
高度な専門性を基に社会で活躍する女性リーダーや研究教育機関で研究教育者を目指す者や社会人を募り、大学院で主体的に研究を遂行するために必要な研究能力、専門学力や国際的な教養を重視する。
特に、次のような能力?意欲を有する者や社会人を求める。
専攻ごとのアドミッション?ポリシー(求める学生像)は以下のとおりである。
言語文化専攻
歴史や言語文化に対する強い研究意欲と優れた分析能力をもつ、自立した研究者を目指す学生を募る。社会において専門知識と実践的な分析能力を活かして、次代の女性リーダーとして国内外で文化を発信し広く活躍することができる学生、教育の実践現場での活躍や指導的立場からの社会貢献を志し、研鑽を積み能力を高めるよう努力することができる学生、生涯を通じて高いレベルで研究活動を実践できる能力の獲得を目指す学生を求める。
社会科学専攻
現代の国際社会のあり方や企業等の経済活動に強い関心を持ち、国際社会の複雑化する課題に関する自立的?独創的な分析能力や解決に向けて優れた実践的能力を高めようと努力することができる学生を募る。修了後は、多様な進路において、高度な専門能力を基に次代の女性リーダーとして国際社会で活躍することや、専門的な研究?実務活動を行うための高い専門能力を獲得することに意欲的な学生を求める。
<入学者選抜の基本方針>
?一般選抜入試?社会人特別選抜入試?留学生特別選抜入試?福岡女子大学博士前期課程修了者特別選抜入試
入学者の選抜は、筆記試験?面接のほか書類審査の結果等によって、専門領域に関する高度な知識?技能、創造的で豊かな思考力?判断力?表現力、主体的に研究を構築し推進する姿勢等について総合的に判断して行う。筆記試験では、研究を遂行する上で必要とされる語学能力および表現力を評価する。面接では、当該分野の研究に対する熱意、希望する研究計画の妥当性、当該分野の研究に必要とされる学力や技能及びコミュニケーション?表現能力を評価する。
意欲ある社会人の入学を促進するために、入学時における自らの計画と申告に基づき、標準修業年限を超える年限で課程を修了することを認める「長期履修制度」を導入している。なお、「出産、介護等相当の事由があると認められる者」についても、これを認めている。
本制度を利用することで、標準修業年限の授業料により、博士前期課程では修業期間を最長4年間まで延長して、必要単位を修得し修士の学位を取得、博士後期課程では最長6年間まで延長して、必要単位を修得し博士の学位を取得することが可能である。