Interview
子どもの居場所づくり
チャレンジから生まれる出会いと成長
松浦 さくら SAKURA MATSUURA
2018年 国際教養学科 1年生
大学生活でのチャレンジ
高校では部活動や勉強などで何かと忙しかったため、大学では興味を持ったものにどんどんチャレンジしてみる!という目標をたてて大学生活をスタートさせました。 まず初めのチャレンジが、“子どもの居場所づくり「ぽてとはうす」”という体験学習プログラムへの参加でした。 ぽてとはうすは、毎週土日に地域の集会所で開かれ、子どもたちが昼食やおやつをとりながら自由に遊ぶことができる場所です。私たち学生はここに来る子どもたちと一緒に外で遊んだり、先輩方は企画会議に出席したりと運営にも携わっています。
地域の繋がりの大切さを実感
ぽてとはうすは、地域のボランティア、公民館、自治協議会、社会福祉協議会などの協力によって運営されており、食材は、運営資金で購入するほか、有志からの寄付やグリーンコープ、フードバンクなどから提供を受けています。私たちも地域の大学生であり、地域の一員としてこの取り組みに参加していますが、子どもたちが思い切り遊べる、安心して過ごせる場所を地域が一体となって作るというのは今とても求められていることであり、とても温かいことだと日々感じています。
やりがい!
ぽてとはうすでの活動は体験学習プログラムの中で行われているため、授業もあります。授業では子どもたちの様子を共有して、その後の活動に活かすための話し合いも行っています。私たち学生の意見を実際に運営に活かせたり、夏祭りやクリスマス会などのイベントを企画?開催して子どもたちの笑顔を見ることができることにとてもやりがいを感じています。
女性がいきいきと働く環境整備事業
これは上記までの体験学習とは違いますが、福岡県農林水産部のプロジェクトで企業?大学生?女性農業者が連携し、女性農業者のための商品開発を行う「女性がいきいきと働く環境整備事業」に参加しました。大学で参加の募集があり、農業についての知識は全くなかったのですが、自分の世界を広げようと思いチャレンジしました。女性農業者の声を聴くこと、企業の会議に参加すること、そして実際に商品開発に関わること。どれも普段の生活では体験できないことで、今までとは違った視点で物事を捉えることができるようになった気がします。農業、特に女性の農業についての関心が深まりました。