9月27日 第4回 アートマネジメント講座 現場体験「マリンバスケルツォ ワークショップ」
2018年10月03日活動報告
秋風が心地よい晴れた朝、アートマネジメント講座受講生は宗像市内の小学校へ2回目の現場体験に向かいました。
7月に1回目の現場体験を終え、8月にワークショップ実施の裏側の経緯を聞いて振り返りをした後、受講生たちは「障がいとアート」をテーマに、宗像市民を中心とした地域住民を対象とする企画案をそれぞれ考えて提出しました。
10月の講座では、どの案にするのか…いよいよ企画を決定し、実施に向けて動き出します。
この時期の現場体験では、アーティストの工夫や、子どもたちの様子、スタッフの動き、何もかもが自分たちの企画の実施に向けての参考になるのではないでしょうか。
お迎えしたアーティストはマリンバスケルツォのお二人。
音楽室に集まった約20名の特別支援学級の子どもたちに、温かい音色を響かせるマリンバとピアノのハーモニー、そして、みんなで楽器を奏でる楽しいひとときを届けてくださいました。
音楽の授業として実施された、この時間のめあては「いろいろな楽器の音の違いを感じよう」。
学校の音楽室にある木琴よりもうんと大きなマリンバをはじめとした様々な楽器を前に、集まってきた子どもたちのわくわくした気持ちが感じられました。
「ハロー ハロー
きょうのおんがく
なにをするのかな?」
いつもの歌から始まりました。
大きなマリンバや、学校にある木琴での見事な演奏。
楽器の大きさでまったく違う音、それぞれの響きにみんなで耳を澄まします。
マリンバを叩くマレット(ばち)にも、いろいろな種類があることを教えてもらいました。コルクだったり、木だったり、プラスチックだったり。
素材や巻かれた糸によって、叩いたときの音色に違いがでます。
まろやかな音、弾ける音。
「ほんとだ、音がぜんぜん違う」と、子どもたちも驚いていました。
鑑賞とお話の後はみんなで合奏。
すずにシェーカー、ウッドブロック、タンバリンとギロとコンガ、学年ごとに担当楽器を決めて「ゆかいなまきば」を演奏しました。
途中からジャンプや足踏みをしながらリズムをとり、最後にはマリンバスケルツォのマリンバとピアノと合奏を披露。
会場に拍手と笑顔が溢れました。
音楽を思う存分楽しんだ後はマリンバ解体ショー。
「マリンバ、どうやって持って来たと思う?」の問いに、「トラックに乗せて来た?」「半分に折れるの?」と子どもたち。
「バラバラにして持って来たので、今からバラバラにします」
取り外してきれいに片付けられていく様子に子どもたちは興味津々の様子でした。
音楽が楽しくて仕方ない様子の子、珍しい楽器が気になって仕方がない子、解体の様子に夢中の子。
子どもたちの素直な反応、それぞれの個性が感じられる時間となりました。
子どもたちが教室に帰った後は、受講生からマリンバスケルツォのお二人へ感想を伝え、質問する時間も。
子どもたちを飽きさせないための工夫、対象に合わせたプランの準備についてなど、これから企画に取り組む受講生ならではのマネジメント側に立った具体的な質問がありました。
目の前で素晴らしい演奏を見て音を感じ、いろんな楽器の音を重ね合わせる楽しさを知り、子どもたちにとってはアートをぐっと身近に引き寄せるきっかけになったのではないかと思います。
受講生はアートで繋がり合う現場に立ち会い、とてもいい良い学びになったと思います。
現場体験を重ねて感じたことを活かして、どんなアートの楽しさを分かち合う場をつくってくれるのか、とても楽しみです。
7月に1回目の現場体験を終え、8月にワークショップ実施の裏側の経緯を聞いて振り返りをした後、受講生たちは「障がいとアート」をテーマに、宗像市民を中心とした地域住民を対象とする企画案をそれぞれ考えて提出しました。
10月の講座では、どの案にするのか…いよいよ企画を決定し、実施に向けて動き出します。
この時期の現場体験では、アーティストの工夫や、子どもたちの様子、スタッフの動き、何もかもが自分たちの企画の実施に向けての参考になるのではないでしょうか。
お迎えしたアーティストはマリンバスケルツォのお二人。
音楽室に集まった約20名の特別支援学級の子どもたちに、温かい音色を響かせるマリンバとピアノのハーモニー、そして、みんなで楽器を奏でる楽しいひとときを届けてくださいました。
音楽の授業として実施された、この時間のめあては「いろいろな楽器の音の違いを感じよう」。
学校の音楽室にある木琴よりもうんと大きなマリンバをはじめとした様々な楽器を前に、集まってきた子どもたちのわくわくした気持ちが感じられました。
「ハロー ハロー
きょうのおんがく
なにをするのかな?」
いつもの歌から始まりました。
大きなマリンバや、学校にある木琴での見事な演奏。
楽器の大きさでまったく違う音、それぞれの響きにみんなで耳を澄まします。
マリンバを叩くマレット(ばち)にも、いろいろな種類があることを教えてもらいました。コルクだったり、木だったり、プラスチックだったり。
素材や巻かれた糸によって、叩いたときの音色に違いがでます。
まろやかな音、弾ける音。
「ほんとだ、音がぜんぜん違う」と、子どもたちも驚いていました。
鑑賞とお話の後はみんなで合奏。
すずにシェーカー、ウッドブロック、タンバリンとギロとコンガ、学年ごとに担当楽器を決めて「ゆかいなまきば」を演奏しました。
途中からジャンプや足踏みをしながらリズムをとり、最後にはマリンバスケルツォのマリンバとピアノと合奏を披露。
会場に拍手と笑顔が溢れました。
音楽を思う存分楽しんだ後はマリンバ解体ショー。
「マリンバ、どうやって持って来たと思う?」の問いに、「トラックに乗せて来た?」「半分に折れるの?」と子どもたち。
「バラバラにして持って来たので、今からバラバラにします」
取り外してきれいに片付けられていく様子に子どもたちは興味津々の様子でした。
音楽が楽しくて仕方ない様子の子、珍しい楽器が気になって仕方がない子、解体の様子に夢中の子。
子どもたちの素直な反応、それぞれの個性が感じられる時間となりました。
子どもたちが教室に帰った後は、受講生からマリンバスケルツォのお二人へ感想を伝え、質問する時間も。
子どもたちを飽きさせないための工夫、対象に合わせたプランの準備についてなど、これから企画に取り組む受講生ならではのマネジメント側に立った具体的な質問がありました。
目の前で素晴らしい演奏を見て音を感じ、いろんな楽器の音を重ね合わせる楽しさを知り、子どもたちにとってはアートをぐっと身近に引き寄せるきっかけになったのではないかと思います。
受講生はアートで繋がり合う現場に立ち会い、とてもいい良い学びになったと思います。
現場体験を重ねて感じたことを活かして、どんなアートの楽しさを分かち合う場をつくってくれるのか、とても楽しみです。