福岡女子大学創立100周年記念事業を行うにあたり、2018年11月より募金をお願いし、2024年5月をもって受付を終え、この間に卒業生や保護者の皆さま、企業の皆さま、自治体の皆さま、そして地域の皆さまから多大なるご寄付、ご支援をいただきました。厚くお礼を申し上げます。
昨年4月には、一堂が会して盛大に100周年の記念式典を挙行するとともに、お寄せいただいたご寄付により、計画どおりに2つのセンター(女性リーダーシップセンターと国際フードスタディセンター)を開設し、地域社会への貢献をめざして活動を始めました。また、国際を標榜する本学の理念実現のために、より多くの学生を海外に派遣する国際活動の支援も可能となりました。感性教育の幅を広げるためのフィルハーモニーオーケストラを創立し、既に4度の演奏会を開きました。くわえて、大学の将来を展望するために、大学の来し方を記録する『福岡女子大学百年史』を編纂しました。
このような事業を展開できますことは、ひとえにこの度の温かいご支援の賜物であると、感謝を申し上げます。今後とも福女大の躍進をお見守りいただくとともに、変わらぬご支援をお願い申し上げます。
2024年6月吉日
福岡女子大学 学長 向井 剛
数(人?件) | 金 額(円) | |
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教職員 | 132 | 33,891,411 |
卒業生 | 1,216 | 68,029,000 |
企業?団体 | 259 | 126,401,505 |
保護者?学生 | 40 | 1,855,000 |
一般個人 | 18 | 8,225,010 |
クラウドファンディング | 47 | 3,710,000 |
合 計 | 1,712 | 242,111,926 |
2012(平成24)年 7月 | 福岡女子大学百年史編纂室の開室 |
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2013(平成25)年 9月 | 100周年記念事業委員会、専門委員会及び部会(事業企画?広報部会、募金企画部会、記念誌編纂部会)を発足し、活動を開始 |
2017(平成29)年 12月 | 学内教職員に対する福岡女子大学100周年記念事業募金活動の開始 |
2018(平成30)年 11月7日 |
100周年記念事業推進会の発足。初代会長に鎌田迪貞氏(九州電力株式会社 特別顧問)が就任 100周年記念事業の活動を学外、とりわけ地元経済界から支援していただくことを目的に設立。82社(平成30年11月7日当時)にお集まりいただき、鎌田迪貞会長、梶山前理事長兼学長、矢野元同窓会会長からご支援?ご協力を呼び掛けた。 |
2021(令和3)年 9月 | 100周年記念事業推進会会長に、鎌田迪貞会長から引継ぎ、瓜生道明氏(九州電力株式会社代表取締役会長)が就任 |
2021(令和3)年 11月 | 100周年記念ホームページの開設
100周年記念事業の機運醸成を図るため、本学100年の沿革や記念事業の内容、100周年事業関連のイベント情報等を発信 |
2022(令和4)年 4月1日 |
女性リーダーシップセンターの設置 【 キックオフシンポジウム】 「ないものを描くために」と題して、寄附企業や国内外大学の教職員?学生など180名を超える方々が参加。若宮和男氏(株式会社メタバースクリエーターズCEO)の基調講演をはじめ、次代の女性リーダー育成拠点を目指す本学の役割や期待について、各界の女性トップリーダーからメッセージや意見を頂いた。 国際フードスタディセンターの設置 【キックオフシンポジウム】「尊厳あるエイジングに向けて」と題し、圡橋卓也氏(社会医療法人製鉄記念八幡病院理事長)の基調講演や意見交換会(減塩食の試食)を実施。ご支援をいただいた企業関係者をはじめ、学内外から110名を超える方々が参加 |
2023(令和5)年 4月23日 |
創立100周年記念式典の開催
第10回ホームカミングデーの開催 卒業生や退職教職員など200名以上の方が参加。フィナーレではゴスペル合唱など、年代を超えた賑やかな交流が行われた。 |
(単位:円)
費目 | 寄附金受入額 |
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100周年記念事業 寄附金受入額 | 242,111,926 |
雑 収 入 | 312,137 |
合 計 | 242,424,063 |
(単位:円)
事 業 別 | 執行額 |
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女性リーダーシップセンターの設置、運営 | 8,552,956 |
国際フードスタディセンターの設置、運営 | 12,340,668 |
学生?教職員の国際的活動の支援 | 9,000,000 |
福女大フィルハーモニーオーケストラ等の活動支援 | 7,753,061 |
100周年記念誌編纂費 | 11,261,627 |
美術品 | 12,810,000 |
プレイベント、記念式典等 | 18,154,882 |
事業運営費 | 32,649,297 |
合 計 | 112,522,491 |
[収入] 242,424,063円 - [支出] 112,522,491円 = [執行残額] 129,901,572円
事業名 | 最終配分額 |
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①女性リーダーシップセンターの設置、運営 | 25,000千円 |
②国際フードスタディセンターの設置、運営 | 25,000千円 |
③学生?教職員の国際的活動の支援 | 105,000千円 |
④福女大フィルハーモニーオーケストラ等の活動支援 | 12,502千円 |
⑤100周年記念誌編纂及び記念事業 | 42,263千円 |
⑥その他関連事業及び運営費 | 32,660千円 |
ご寄付いただきました方々への感謝の意を込め、ここにご芳名を掲載させていただきます。2017年12月の募金開始から2024年3月までにご寄附いただいた皆様のご芳名を掲載させていただき、謝意を表します。
また多額のご寄附を頂きました皆様のご芳名を刻銘した芳名板を図書館棟一階に設置しております。
皆様からのご支援に対しまして、改めて御礼申し上げます。
100周年記念事業に多額のご寄附をいただいた方々の功績を讃えるため、学内施設にご芳名を拝した愛称を刻した銘板を設置しました。
ウー?フランキー 様 | ウー?フランキー交流ホール(研究棟A棟1階 多目的ホール) |
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梶山 千里 様 | 梶山アートギャラリー(図書館棟1階 美術館ギャラリー) |
酒井 嘉子 様 | 酒井嘉子レクチャールーム(講義棟2階 C201講義室) |
藤本 澄緒 様 | 藤本澄緒レクチャールーム(講義棟1階 C101講義室) |
ご芳名一覧(五十音順)
また、「100周年記念美術品展示室」(図書館棟2階)を設置し、鎌田迪貞様(九州電力株式会社 特別顧問)よりご寄附いただきました野見山暁治氏の絵画や、十四代今泉今右衛門様に制作していただいた記念絵皿を展示しております。
百周年記念事業の一環として、通史編?資料編からなる『福岡女子大学百年史』を編纂いたしました。
本書は、1923(大正12)年に日本初の公立女子専門学校として開校以来2023(令和5)年の100周年に至るまでの本学の歴史を、広く日本の女子高等教育史とも関連づけながら豊富な資料で描き出しております。
通史編では、折々の写真やコラムなどを織り交ぜながら、大正から令和にかけての各時代の雰囲気を感じ取っていただくことができます。資料編では、学内外より蒐集した資料を多数掲載しておりますので、通史編叙述の根拠の部分にまで足を踏み入れていただくことができます。
販売価格 | 5,500円(税込?送料別) |
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